
慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。
「無資格でなかなか転職先が決まらなくて困っている」
「希望する条件にマッチした求人を探したいけど時間が取れない」
介護の仕事に転職しようとしている人のなかには、転職エージェントの利用を検討している人も少なくありません。
今回紹介する介護レポは、介護の求人紹介に特化した転職エージェントです。
しかし、「本当に転職先が決まるの?」「大手と比べて知名度が低いけど大丈夫?」と不安に感じている人もいることでしょう。
この記事では、これらの不安を解消すべく、人事歴9年の筆者が、介護レポを利用するメリット・デメリットについて分かりやすく解説していきます。
気になる評判や口コミ、料金についても紹介するので、利用を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
介護レポの評判・口コミは?実際に利用した人の声を紹介!
利用を検討している人にとって、実際の評判や口コミが非常に重要な検討材料です。
しかし、評判や口コミを確認していると「なかなか見つけられない」「この口コミは本当なの?」と手間がかかるうえに、疑問に感じることも多々あります。
ここでは、介護レポに寄せられているポジティブな意見、ネガティブな意見をそれぞれ実状と合わせて紹介していきます。
利用するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
介護レポの良い評判・口コミ
まずは介護レポに寄せられている良い評判や口コミについて紹介していきます。

年収400万円以上の好条件な求人を多く紹介してもらえたと思います。
収入に不満があっての転職活動だったので、こちらの希望を汲み取ってもらえて良かったです。
介護士の平均年収は300~370万円ほどなので、400万円を超える求人は好条件であるといえるでしょう。
また、転職後の離職率が低いことから、職場環境が良好であることも伺えます。
現在、介護職をしている人で雇用条件や職場環境に不満を感じている人は、転職することを決めていなくて一度相談してみることをおすすめします。

アドバイザーの対応がとても丁寧で良かった。
親身に相談に乗ってくれ、紹介してくれた求人についても詳細まで説明してくれたので安心できました。
介護レポは、大手転職エージェントと比較して知名度や求人数は見劣りしますが、利用者に対してのサポートが手厚いという口コミが多数見受けられました。
口コミにもあるように、求人を紹介する際には詳細情報まで教えてくれるので、安心して採用選考に臨むことができます。

面倒な入力作業なく登録できたのが好印象。
多分1~2分で完了したんじゃなかろうか。
転職エージェントの利用登録には、利用者の基本情報だけではなく、職歴をはじめとする細かな内容を求められることがあります。
本格的に利用するか決めきれていない人にとっては、入力内容を準備するだけでも非常に大きな手間に感じられることでしょう。
その点、介護レポの登録では、氏名や住所、資格の有無や雇用形態など、入力内容も簡単なものなので、口コミ通り数分で済ませることができます。
介護レポの悪い評判・口コミ
良い評判や口コミが寄せられている一方で、悪い評判や口コミも存在します。
利用するか悩んでいる人は、ネガティブな意見も確認し検討材料にしましょう。

Webサイトがシンプル過ぎる。
特筆できる機能もなく、利用すると何ができるのか不明瞭。
求人検索もできないので、どんな求人を取り扱っているかも分からない。
公式サイトを見てみると、「登録フォーム」と「人気の理由」のみ掲載されています。
「どんなサービスやサポートが受けられるの?」「取り扱っている求人は?」など、確認をしたい人にとっては不満を感じることでしょう。
見方を変えれば、余計な情報を省いたシンプルな作りで、手間をかけずアドバイザーと相談したい人にとっては利用しやすいともいえます。
気になる人は、まず公式サイトをチェックしてみましょう。

関東の求人は紹介してもらえますが、それ以外は全体的に乏しい印象。
関東圏以外の地域で転職したいのであれば利用する意味がない。
介護レポの運営会社は、東京本社のみであることから関東圏以外の求人が少ない傾向にあります。
サービス開始自体、2018年からと比較的新しいことも要因であるといえます。
今後、全国展開していく可能性はありますが、現時点では関東圏で介護の仕事を探している人向きのサービスであるといえるでしょう。
介護レポの強み・メリット3選
数多くの転職エージェントが存在するなか、介護レポを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、介護レポの3つのメリットと特徴、
- 介護の転職に特化している
- 手厚いサポートが受けられる
- 無資格でも利用可能
について紹介していきます。
介護レポの強み・メリット1.介護の転職に特化している
介護レポは、あらゆる業界業種を取り扱う総合型の転職エージェントとは異なり、介護に特化した転職エージェントです。
そのため、介護以外の仕事を紹介されることなく、転職活動を進めることができます。
また、業界に特化しているため、アドバイザーの知識も豊富で、的確なアドバイスを受けることができることはもちろん、踏み込んだ質問をすることもできます。
介護レポの強み・メリット2.手厚いサポートが受けられる
転職活動をスムーズに、かつ失敗しないように進めるためにはアドバイザーのサポートが重要です。
介護レポのアドバイザーは、親身に相談に乗ってくれて、紹介求人の情報を丁寧に説明してくれます。
また、採用選考を受ける前には面接対策を実施、入社後に悩みがあればそちらもサポートしてくれます。
このように手厚いサポートが受けられるので、転職活動に不安を感じている人も安心して転職活動を進めることができるでしょう。
介護レポの強み・メリット3.無資格でも利用可能
これから介護職へ転職を検討している人のなかには、現在は無資格ながらも「働きながら資格を取得したい」「資格取得前に転職しておきたい」という人もいることでしょう。
介護レポでは、こうした無資格者向けの求人も取り扱っているので、問題なく転職先を紹介してもらえます。
資格取得したい意向をアドバイザーに伝えることで、教育制度や資格取得支援制度がある求人を紹介してもらえる可能性もあるので、しっかりと希望を伝えるようにすると良いでしょう。
介護レポの注意点・デメリット2選
手厚いサポートと無資格者でも利用可能な介護レポですが、その一方でデメリットも存在します。
今回は、介護レポの2つのデメリットと特徴、
- 実績や求人数が少ない
- 非公開求人のみで事前確認ができない
について紹介していきます。
介護レポの注意点・デメリット1.実績や求人数が少ない
介護レポは、2018年からサービスを開始しているため、他の転職エージェントと比較すると実績や取り扱い求人数が少ない傾向にあります。
そのため、「確かな実績があるエージェントが良い」「たくさんの求人から転職先を選びたい」と考えている人にはデメリットと感じるかもしれません。
このように、実績や求人数を重視したい人は、大手転職エージェントを併用すると良いでしょう。
介護レポの注意点・デメリット2.非公開求人のみで事前確認ができない
エージェント利用に限らず、就職・転職支援サービスを利用する際には「どんな求人を取り扱っているの?」と事前に確認したい人も多いことでしょう。
しかし、残念ながら介護レポの取り扱い求人は全て非公開求人となっているので、利用前に求人情報を確認することはできず、自分で求人を探すこともできません。
求人の事前確認や自分でも転職先を探したいと考えている人は、公開求人の数が多い転職エージェントの利用の利用を検討しましょう。
介護レポの機能をわかりやすく解説!
介護レポは、非常にシンプルな転職エージェントです。
アドバイザーとの面談を実施し、希望に沿った求人を紹介してもらい、興味があればアドバイザーのサポートのもと採用選考に応募し、内定を獲得するのみです。
自ら求人先を探す手間も省けるため、効率よく、スピーディーに転職活動を進められます。
介護レポの料金プラン・支払い方法
求人紹介やプロのアドバイザーのサポートを受けられる介護レポですが、こちらはすべて無料で利用できます。
「無料って怪しくない?」と感じる人もいるかもしれませんが、介護レポに限らず、多くの転職エージェントでは、人材を企業に紹介することで、企業側から報酬を得ています。
こうした仕組みであることから、求職者には一切の費用が発生しないのです。
このように、求職者は損をすることがないので、積極的に活用することをおすすめします。
介護レポを利用するまでの流れ
介護レポの利用開始から転職までの流れは次の通りです。
- 利用登録
- アドバイザーとの面談
- 求人の照会
- 採用選考に応募・面接
- 内定獲得
まずは、公式サイトから利用登録を行いましょう。
登録する内容は、氏名や連絡先、保有資格や雇用形態など簡単な項目のみなので、数分で完了できます。
登録完了後は、アドバイザーから電話連絡がきます。
介護レポでは、電話での面談となり、その際に伝えた希望条件をもとに求人紹介されるので、あらかじめ伝えたい内容を整理しておくと、抜け漏れなく、スムーズに転職活動を進められるのでおすすめです。
面談後は、ヒアリング内容をもとに求人を紹介されるので、気になるものがあればアドバイザーに申し出をします。
採用選考に応募する求人が決まれば、アドバイザーが面接日の調整をしてくれるほか、面接対策を実施してもらえます。
万全の準備で選考に臨み、無事に内定を獲得できれば終了です。
介護レポは「関東エリアで介護の仕事を探している人」におすすめ!
介護レポは、ここまで紹介してきた通り介護の求人紹介に特化した転職エージェントです。
なかでも、関東エリアの求人を数多く取り扱っているので、関東圏で仕事を探している人におすすめできます。
他の転職エージェントの併用も可能なので、積極的に活用していきましょう。
介護レポに関するよくある質問
介護レポに関するよくある質問、
- 地方在住でも利用できる?
- 紹介された求人に応募しなくても大丈夫?
- スキルに自信がなくても登録して良い?
の3つについて解説します。
地方在住でも利用できる?
介護レポの面談は電話で行われるため、地方在住でも問題なく利用できます。
ただし、取り扱い求人は関東エリアが中心となっているので、地方に転職したい人は注意しましょう。
紹介された求人に応募しなくても大丈夫?
紹介された求人に必ずしも応募する必要はありません。
希望に沿わない場合には、その旨をアドバイザーに伝えましょう。
スキルに自信がなくても登録して良い?
無資格者でも、求人を紹介してもらえます。
面談の際に、希望条件や保有スキル、今後のキャリアについて相談することで、利用者にマッチした求人を紹介してもらえます。
介護レポの運営会社情報
介護レポは、株式会社repo(ルポ)が運営する介護に特化した転職エージェントです。
今回紹介した人材・採用コンサルティング事業である介護レポのほかに、セミナー事業やWEB事業などを行っています。
設立は2018年の新しい企業ではあることから、実績は大手企業と比較すると見劣りしてしまうかもしれませんが、人の役に立つことを経営理念としているので安心して利用することができるといえるしょう。
株式会社repoの会社概要
運営会社である株式会社repoの会社概要は次の通りです。
会社名 | 株式会社repo(ルポ) |
代表者名 | 下村 真啓 |
所在地 | 東京都渋谷区代々木一丁目30番地14号 |
資本金 | 5,000,000円 |
事業内容 | 人材コンサルティング事業 採用コンサルティング事業 セミナー事業 WEB事業 ヘルスケア事業 |
まとめ
介護レポは、介護の求人紹介に特化した転職エージェントです。
2018年サービス開始と新しいことから実績や知名度は低いですが、丁寧で手厚いサポートを受けることができます。
また、無資格者でも利用可能で、今後取得したい旨を伝えれば、教育制度や資格取得支援制度がある転職先を紹介してもらうこともできます。
登録は無料なので、関東圏で介護の仕事を探している人は、ぜひチェックしてみてください。

慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。