今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、ワークフローシステム「MAJOR FLOW Z」を運営しているパナソニック ネットソリューションズ株式会社様です。

経費精算、ワークフロー、就業管理の充実したラインナップと、他の製品ではオプションになるような機能まで標準搭載されているが特徴で、中小企業から大企業まで幅広く利用されています。

バックオフィスのペーパーレス化や業務効率化に興味をお持ちの方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

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目次
  1. パナソニック ネットソリューションズ株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
    1. Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、MAJOR FLOW Zの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
    2. Q2.「次に、MAJOR FLOW Zをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
    3. Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、MAJOR FLOW Zの強み・優位性を教えてください。」
    4. Q4.「MAJOR FLOW Zはワークフローソフトウェアとして、経費精算などに加えて人事領域でも活用できるとあります。具体的に人事労務でどのような業務に使えますでしょうか?」
    5. Q5.「就業管理ツールとして使う場合、単にデータ入力だけではなく、勤怠状況に合わせて自動で計算やアラートしてくれる機能はありますか?」
    6. Q6.「すでに社内で利用しているワークフローシステムがある場合、MAJOR FLOW Zでも同じような承認フローを再現可能でしょうか?」
    7. Q7.「MAJOR FLOW Zと既存システムのデータ連携やシステム連携は可能でしょうか?その場合構築にどれくらいの費用がかかりますでしょうか?」
    8. Q8.「自社でサーバ管理やアプリ導入の必要はありますか?システムに不得意な人事部でも導入できますでしょうか?」
    9. Q9.「パナソニック ネットソリューションズ株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
    10. Q10.「最後にインタビュー記事の読者について、一言お願いします!」
    11. パナソニック ネットソリューションズ株式会社の会社情報
  2. 最後に

パナソニック ネットソリューションズ株式会社様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「パナソニック ネットソリューションズ株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、MAJOR FLOW Zの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

MAJOR FLOW Zは、20年以上にわたって蓄積されたお客様の要望やノウハウが組み込まれたワークフローシステムです。

選べる利用形態(パッケージ版、クラウド版)で大企業から中小企業まで幅広くのお客様に納得頂ける、充実した基本機能の数々が特徴です。

製品ラインナップには経費精算、ワークフロー、就業管理の3製品を用意しました。

すべての製品が同じ画面から利用できるので、ユーザはさまざまな申請・承認をひとつの画面から行うことができ、マスタも共通のため、管理者は組織変更などの際のメンテナンスも簡単です。

利用用途の拡張も簡単に行えます。

Q2.「次に、MAJOR FLOW Zをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

1998年の創業当初は、Notes/Dominoの受託開発とISO文書管理システムの開発販売を行っておりました。

当時のお客様からニーズが多かった、経費精算業務と就業管理業務で使われるワークフローシステムを汎用化した製品「総二郎」を創業直後にリリースしました。

また、時代の変化に伴い、市場がNotes/DominoからWebにシフトする中で開発した製品がWebワークフローパッケージ「MajorFlow」です。

その後、「総二郎」や「MajorFlow」のユーザ様からいただいたご要望・課題を取り込み、市場ニーズがイントラネット環境からクラウド型のサービスに移行する中で、従来製品の利用層以外の大企業様でもご利用できる製品にシフトして、新たに開発した製品が「MAJOR FLOW Z」です。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、MAJOR FLOW Zの強み・優位性を教えてください。」

まず、製品ラインナップの豊富さがMAJOR FLOW Z のポイントです。

例えば、社内のペーパーレス化を検討した際、一番の課題が経費精算だとすると、経費精算システムの導入を検討されると思います。

しかし、経費精算システムは経費精算専用のシステムですので、それ以外の業務は対象外です。

経費精算のペーパーレスに成功して社内の業務を見渡すと、経費精算以外にも紙とハンコで運用している業務があることに気付きますので、「次は○○をペーパーレスにしよう」と考えるのではないでしょうか。

ところが、導入済みの経費精算システムはその業務に対応していないので、全く別のシステムを導入しなくてはなりません。

そうすると、ユーザは目的に応じて別々のシステムを使い分ける必要がありますし、管理者は組織変更などの際に全てのシステムのメンテナンスを行う必要が生じます。

その点、MAJOR FLOW Zは経費精算、就業管理、ワークフローの3つのランナップを用意しているので、将来的にペーパーレスの用途を拡大する際にも問題なく対応できます。

また、基本機能が充実していることも大きな特徴です。

システム導入は単純なペーパーレス化だけではなく、業務効率化につながらなければ意味がありません。(例えば経費精算の仕訳や就業管理の集計など)

MAJOR FLOW Zは他の製品ではオプションになるような機能でも標準機能として搭載しているものがございます。

そしてクラウド版の場合、月額3万円(税抜)~のお手頃価格でそれらの機能をご利用頂けます。

Q4.「MAJOR FLOW Zはワークフローソフトウェアとして、経費精算などに加えて人事領域でも活用できるとあります。具体的に人事労務でどのような業務に使えますでしょうか?」

人事労務の分野では、採用稟議や退職願など人の採用に関する申請書類や、転勤などの際に必要になる住所変更届、社宅入・退去願、結婚時の結婚届など、さまざまな用途でご利用頂いています。

人事労務に関する申請手続きは頻繁に行うものではないため、転勤シーズンなどは総務部門への問い合わせが多く、総務部門への負担が集中しやすいのが課題です。

MAJOR FLOW Zには転勤などをイベントとして登録し、質問に答えれば提出が必要な申請書が分かる「イベント機能」という機能を標準搭載しており、総務部門の方からご好評を頂いております。

Q5.「就業管理ツールとして使う場合、単にデータ入力だけではなく、勤怠状況に合わせて自動で計算やアラートしてくれる機能はありますか?」

就業管理の集計機能やアラート機能が充実していることもMAJOR FLOW Zの特長です。

出勤・退勤時の打刻から日々の勤務実績を自動的に集計。

お客様の勤務形態に合わせて日次や月次などの実績を集計。

各種集計項目は自由に設定頂けます。

アラート機能につきましても、管理者が設定した閾値(例えば月間時間外労働が ○時間など)を超えた際に本人と上司にアラートメールを自動配信できます。

なおアラートメールは複数設定可能ですので、月間時間外労働が20時間を超えた時に1回目、30時間を超えた時に2回目を配信、といった段階的な配信も可能です。

Q6.「すでに社内で利用しているワークフローシステムがある場合、MAJOR FLOW Zでも同じような承認フローを再現可能でしょうか?」

すべて対応可能とは断言できませんが、ほとんどの場合は対応可能だと思います。

高機能なワークフローエンジンはMAJOR FLOW Zの最大の特徴のひとつです。

MAJOR FLOW Zは順番に上長を経由していく直列フローはもちろん、申請内容によって承認者を動的に変える条件分岐フロー、途中で複数の承認者に枝分かれする並列フロー、意見を合議させる合議フローなどに対応しており、これらを自由に組み合わせて社内の決裁ルールに則した承認フローを実現できます。

20年以上専門メーカーとして蓄積したノウハウを集約しており、決裁規定が複雑な中堅・大企業でも満足してご利用頂けるとワークフローエンジンには自信を持っています。

Q7.「MAJOR FLOW Zと既存システムのデータ連携やシステム連携は可能でしょうか?その場合構築にどれくらいの費用がかかりますでしょうか?」

経費精算システム「MAJOR FLOW Z KEIHI」が会計システム連携用に仕訳データを出力したり、就業管理システム「MAJOR FLOW Z TIME」が給与システム連携用に勤務実績データを出力することにつきましては標準機能で対応可能ですし、出力フォーマットも任意の形式に設定できます。

クラウド版につきましては、各種マスタ連携用のAPIをオプションで用意しておりますので、APIを利用して人事システムに登録されているユーザや部署の情報をMAJOR FLOW Zのマスタとしてご利用頂くことも可能です。

APIオプションは連携するマスタや利用人数によって費用は変動しますが、月額2万円(税抜)~となっています。

Q8.「自社でサーバ管理やアプリ導入の必要はありますか?システムに不得意な人事部でも導入できますでしょうか?」

MAJOR FLOW Zはパッケージ版とクラウド版を用意しております。

パッケージ版はサーバをご用意頂く必要がありますが、クラウド版をご利用頂く場合にはサーバ管理は不要です。

また、MAJOR FLOW Zは一部のスマートフォン用オプションを除き、すべてをWeb画面で開発しておりますので、基本的には何かアプリケーションを導入して頂く必要はありません。

Q9.「パナソニック ネットソリューションズ株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

業務特化型とワークフローサービスの展開を考えています。

業務特化型とは、営業部門やサポート部門が行うフロントオフィス業務と、経理部門や人事・総務部門が行うバックオフィスの業務の間に入る「ミドルオフィスシステム」をクラウドサービスで提供し、それらを繋ぐことで社内の情報のスムーズな流れをつくり、新しい時代の業務環境を提供することです。

企業には、申請・承認が必要な業務が数多くあります。

現在提供している経費精算や就業管理、稟議書決裁などはそれらの一部に過ぎないので、将来的には請求業務や労務管理など、提供できる業務サービスを増やしていきたいと考えています。

そしてもうひとつは、ワークフローサービスの展開です。

これは具体的にはAPIを通じてさまざまなサービスにワークフロー機能を提供できればと考えています。

例えば社内規定で決裁が必要な業務でも、その業務に利用しているシステムは承認機能を実装していなかったり、実装していても複雑な条件分岐に対応していなかったり、設定できる承認者の数が足りなかったりするケースがよくあります。

そのような時に気軽にAPIを通じて利用できるワークフロー機能を提供し、ご利用頂いた分の費用だけを頂戴するといったイメージです。

お客様毎に業務内容や利用するシステムは異なりますが、承認は共通して必要ですので、承認に困った時にご利用頂けるワークフローのみの独立したサービスを展開できればと考えています。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者について、一言お願いします!」

昨今、テレワークの普及や電子帳簿保存法の改正などが後押しとなり、ペーパーレス実現のためにワークフローシステムを導入されるお客様が増えています。

ワークフローシステムの導入効果はペーパーレスだと思われがちですが、本質はその先にある業務の効率化です。

きっかけはペーパーレスだったとしても、せっかくなら業務の課題を整理し、それらを解決できる製品を選択することがシステム導入を成功させるためのポイントになります。

MAJOR FLOW Zは充実したラインナップで広範囲の業務を電子化し、経理担当者や人事・総務担当者の業務を支援する機能も充実しています。

実際に試してみないとイメージがつかない場合には、無償トライアルも用意していますので、ペーパーレスや業務効率化にご興味がある場合にはお気軽にお試し頂き、参考にしてください。

パナソニック ネットソリューションズ株式会社の会社情報

会社名パナソニック ネットソリューションズ株式会社
所在地東京都中央区築地5丁目3番3号  築地浜離宮ビル12F
代表取締役社長南部 和彦
公式サイトURLhttp://pnets.panasonic.co.jp

最後に

今回は、「MAJOR FLOW Z」を提供しているパナソニック ネットソリューションズ株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。

MAJOR FLOW Zのさまざまな機能も説明していただきましたが、これだけの機能が標準搭載されているのには驚かされますね。

ワークフローのスペシャリストとして、今後も多くの企業の業務効率化をサポートしてくれることでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからMAJOR FLOW Zの公式サイトをチェックしてみてください。

MAJOR FLOW Zの公式サイトはこちら⇒

パナソニック ネットソリューションズ株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!

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