
慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。
「20代の転職は早すぎて不利?」
「20代におすすめの転職エージェントが知りたい!」
日本でも転職が当たり前になってきましたし、転職経験が全くない方が人材価値は落ちるほど労働市場も変わってきました。
以前は20代での転職は早すぎるといった考えもありましたが、今では早いことを気にする必要は一切ありません。
一方20代で転職を考えている方は、転職経験が乏しくどの転職エージェントを使えばよいか迷いますよね。
ここでは東証一部上場企業で人事を9年経験し、自身も転職エージェントを活用してきた筆者が、20代の転職についてアドバイスいたします。
ぜひ参考にしてみてください。
20代におすすめの転職エージェントの選び方4選
転職エージェントは年齢や目的に合わせて適したサービスが大きく異なります。
あまり適していない転職エージェントを使ってしまっても、エージェント側からは他のエージェントがよいなどとは決して言いませんし、アンマッチのリスクも発生してしまいますよね。
ここでは20代におすすめの転職エージェントの選び方をお伝えいたします。
- 転職エージェントと転職サイトの違いを知る
- 求人数は十分多いか
- 年収アップ率は高いか
- エージェントの評判はよいか
ぜひ参考にしてみてください。
20代におすすめの転職エージェントの選び方1.転職エージェントと転職サイトの違いを知る
初めに転職エージェントと転職サイトの違いをご存じでしょうか。
20代で初めての転職ならば知らなくて当然ですが、転職エージェントとは担当のエージェントが付き、あなたの適性や希望をヒアリングした後に、あなたに適した企業を紹介してくれます。
さらに企業紹介に加えて、履歴書の書き方アドバイスや模擬面談を実施してもらえることや、企業との面接のフォローアップもしてくれるサービスが多いですよね。
そのため内定連絡はエージェントから来ることになりますし、エージェントがパートナーのようになります。
一方で転職サイトとはエージェントが付かず、転職サイトに掲載されている求人や会社に対して自分で応募して、一人で転職活動を進めることになります。
担当エージェントによるサポートは受けられませんが、転職活動を自分のペースでやりたい方、今すぐ転職というわけではない方、エージェントから大量の連絡が来ることは避けたい方には転職サイトの方が向いているでしょう。
転職サイトと転職エージェントは併用できますので、自分の希望に合わせて上手く活用することが転職を成功させるために重要と言えます。
ここではその中でも転職エージェントを中心に説明していきます。
20代におすすめの転職エージェントの選び方2.求人数は十分多いか
20代が転職エージェントを選ぶ際は、求人数は非常に重要となります。
20代ならば相当な専門性を持っている人は少なく、多くの方ができるだけ広く仕事や業界を見ながら、自分に合った働き方を見定めている時期ですよね。
そのため20代で見えている仕事や企業は極めて限定的であるため、できるだけ多くの会社をチェックすることは有益と言えます。
転職エージェントの求人数が多ければ、それだけ自分に合う会社と出会う確率も上がるわけですから、専門性を極めるわけではない20代にとって求人数は間違いなく重要となるでしょう。
20代におすすめの転職エージェントの選び方3.年収アップ率は高いか
多くの転職エージェントが、実際に転職した人たちの年収アップ率を公開しています。
7割以上が年収アップを達成したエージェントもありますよね。
転職では必ず年収が上がるわけではなく、横ばいや、下がってしまった方も少なくありません。
どこでもよい、少しでも早く転職したいといった投げやりな姿勢ですと年収アップは厳しく、年収が下がるような環境であるため転職してからも長続きしないリスクすらあるでしょう。
どのように準備をしてアピールすれば年収が上がるのかも、エージェントならば手厚くサポートしてもらえます。
年収アップは転職自体が目的ではなく転職後を考えると欠かせないポイントとなりますよね。
20代におすすめの転職エージェントの選び方4.エージェントの評判はよいか
転職エージェントは非常にたくさん存在していますし、それぞれが向いている人や評判も異なります。
若い人や初めての転職者向けから、エンジニアなど専門職に特化したエージェント、高年収ハイクラス限定のエージェントなど、用途が様々ですよね。
自分が検討している転職エージェントは本当に自分に最適なのか、評判を含めて確認してから登録すれば失敗はありません。
20代の未経験転職に転職エージェントはおすすめ?第二新卒や20代後半は?大手人事9年が20代転職に徹底アドバイス
20代での転職はわからないことばかりですよね。
未経験でもまだ間に合うのか、第二新卒は何年目までか、20代後半の転職はどのようにすべきなのかなど、転職で失敗しないために知るべき情報は多いです。
ここでは東証一部上場企業で人事を9年経験した筆者が、20代に特化してアドバイスします。
ぜひ参考にしてください。
20代が未経験転職にラストチャンスの業種もある
20代は仕事人生において極めて重要です。
20代で何をやってきたかがその後のキャリアを作っていくため、20代をムダにしてしまうとそのまま厳しい人生になるリスクすらあるでしょう。
特に新卒で入社した業界や仕事があまり適していなかった場合、未経験転職ができる最後のチャンスとすら言えます。
企業側の視点に立てばわかることですが、「30歳を超えた新人」が欲しい企業はほぼありませんし、仮に採用可能だとしても他に若い候補者がいたらそちらを採用しますよね。
未経験転職を考えている方は、20代がラストチャンスと理解してください。
20代の未経験転職は転職エージェントが間違いなくおすすめ
未経験転職は20代がラストチャンスですし、言い方を変えれば未経験転職とは20代のためのものです。
実際に転職をする際は、転職エージェントを使うことは間違いなくおすすめです。
20代ではまだ業界や業種についてそこまで詳しくないですし、あまり多くの企業は知らないですよね。
また自分の何が強みなのか、未経験転職を成功させるために何が必要なのかも分かりにくいでしょう。
よくある間違いとして、新卒採用の時のようにやる気をひたすらアピールする人が多いのですが、転職ではやる気ではなく実際に何をやってきたかが問われます。
新卒採用は未来を見られますが、転職は過去を見られるため、新卒の時と同じやり方をしていても転職は上手くいきません。
そのため大量の転職者を支援してきた転職エージェントを使い、ずれたアピールを直してもらい、正しい方法で転職をすることが成功に不可欠となるでしょう。
20代後半は第二新卒ではない!20代後半は転職エージェントに正しくフォローしてもらうべき
日本の労働市場には独特の特徴があります。
新卒一括採用が基本であり、その後第二新卒というカードも切れますよね。
ただし第二新卒とはあくまで20代前半で、遅くとも社会人3年目までのことを指します。
20代後半は第二新卒ではないため、それだけ未経験転職が厳しい現実が待っているでしょう。
そのため独りよがりのアピールをしたとしても箸にも棒にも掛からないリスクすらありますので、転職エージェントに正しくフォローしてもらうことが、20代のうちにキャリアを修正できるポイントと言えます。
中にはエージェントとのやり取りが面倒という方もいますが、転職者側は無料で使える間違いなくお得な立場ですので、本気で人生を変えたい方には必ずおすすめしています。
転職エージェントが企業の内部事情を確認してくれるメリットも20代未経験におすすめ
転職の際に使うツールとして、企業の募集案件から自分で探して自分で応募をする転職サイトと、エージェントにサポートしてもらえる転職エージェントがあります。
20代の未経験転職に転職エージェントがおすすめの理由として、企業の内部事情を確認してもらえるという大きなメリットがありますよね。
未経験OKと言いつつ本当は経験者しかいないのではないか、若い人は多いのか、求めている人材と自分はマッチしているのかなど、初めての転職では不安な部分ばかりでしょう。
筆者は企業側の人事を長年経験していますが、転職エージェントから転職者を代弁した質問が来ましたし、お互いにアンマッチを減らすことはプラスですよね。
20代の未経験転職では、転職エージェントを上手く利用することが重要となります。
20代におすすめできない転職エージェントの特徴3選
筆者は人事経験が長いですが、転職者側としてスカウトを受けたことや、転職エージェントを使用した経験もあります。
そのため人事経験者と転職者側の両方の側面から、20代におすすめできない転職エージェントの特徴をお伝えします。
- エージェントが手持ちの案件を押し付けるだけ(ヒアリングの意味がない)
- メールアドレスがたらい回されている
- 担当者が変わる度に同じヒアリングをされる
ぜひ注意してもらえたらと思います。
20代におすすめできない転職エージェントの特徴1.エージェントが手持ちの案件を押し付けるだけ(ヒアリングの意味がない)
おすすめできない転職エージェントは、自分の手持ちの案件を押し付けるだけという特徴があります。
こちらが時間を使って希望を伝えることや、真剣に相談しているにも関わらず、分かったようなふりをしますが結局全然合わない求人を紹介されることがあります。
一体あの面談は何だったのだという経験をした方もいるでしょう。
こちらの話が通じず、手持ちの案件を押し付けたいだけだなと感じたら、すぐにでも転職エージェントを変えるべきですよね。
20代におすすめできない転職エージェントの特徴2.メールアドレスがたらい回されている
こちらのメールアドレスが社内でたらい回されているなと分かるエージェントもありますよね。
次から次へと別のエージェントから連絡が来ますが、何か進展があったのではなく、単にその担当者の案件を提案されるだけです。
数を打ってフィーを稼ごうとする姿勢が顕著な転職エージェントは、登録すらすべきではありません。
20代におすすめできない転職エージェントの特徴3.担当者が変わる度に同じヒアリングをされる
担当者が変わる度にヒアリングがやり直しの転職エージェントもおすすめできません。
こちらの情報が社内共有されておらず、毎回同じ話をしなくてはいけません。
転職をしたいにも関わらずエージェントに対して相当な時間をかけねばならず、パートナーとして信頼できませんよね。
これでは先に進めないと感じたら、転職エージェントを変えるタイミングと言えます。
20代におすすめの転職エージェント5選
20代という観点から、本当におすすめできる転職エージェント、
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- リクナビネクスト
- ビズリーチ
のを5つ紹介いたします。
それぞれの特徴から自分に適した転職エージェントをぜひ確認してみてください。
20代におすすめの転職エージェント1.リクルートエージェント
リクルートエージェントは他の転職エージェントと比べても求人数No1.を誇る転職エージェントです。
そのため転職活動前では知らなかった仕事や企業との出会いがありますし、自分に適した会社が見つかる可能性は最も高いと言えますよね。
リクルートエージェントは転職エージェントですので担当のエージェントが付き、あなたに合った企業の紹介はもちろん、転職書類についてのアドバイスや模擬面接によるサポートも充実しています。
間違いなく大手ですので、迷ったらリクルートエージェントに登録してみることをぜひおすすめいたします。
リクルートエージェントの運営会社情報
リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する転職支援サービスです。
新卒採用でも最大手の1社である株式会社リクルートの、転職専門エージェントとなります。
転職サイトのリクナビネクストも同社のサービスで、併用も可能です。
知名度から実績までどれをとっても申し分ない大手と言えるでしょう。
株式会社リクルートの会社概要
会社名 | 株式会社リクルート |
本社所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立年月日 | 2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更 |
資本金 | 3億5千万円 |
従業員数 | 15,807人(2021年4月1日時点 / アルバイト・パート含) |
20代におすすめの転職エージェント2.マイナビエージェント
マイナビエージェントは総合的に優れた転職エージェントです。
充実した求人数に加えて、担当エージェントの手厚いサポートにも定評がありますよね。
転職が初めての若い方や20代などにはとても評価の高い転職エージェントとなっています。
担当エージェントにマンツーマンで指導してもらいたい方は、無料で使えるマイナビエージェントはぜひおすすめできるでしょう。
マイナビエージェントの運営会社情報
マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職支援サービスです。
新卒採用でも大手の1社である株式会社マイナビの、転職専門サービスとなります。
知名度、実績、企業からの信頼と、どれをとっても申し分ない大手と言えるでしょう。
株式会社マイナビの会社概要
会社名 | 株式会社マイナビ Mynavi Corporation |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
設立年月日 | 昭和48年(1973年)8月15日 |
資本金 | 21億210万円 |
従業員数 | 約11,400名(マイナビグループ全体) ※2020年10月1日時点 |
許可 | 厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業 (13-ユ-080554) 東京都知事登録旅行業第 2-6519 号 |
20代におすすめの転職エージェント3.doda
CMでも有名なdodaは求人数からエージェントのサポートまで充実した転職エージェントとなります。
登録をするとdodaから大量の求人情報が送られてくるため、早々に転職先を見つけられる人には面倒な点もありますが、多くの選択肢から選びたい方、転職に苦戦していて少しでも多く転職先の候補が欲しい方には間違いなくおすすめできるでしょう。
エージェントのサポートが手厚く、丁寧なヒアリングから模擬面接まで実施してくれることは筆者も経験しています。
転職が初めての方など、エージェントとのコミュニケーションが面倒ではなくむしろ有難い方には最適のサービスと言えます。
dodaの運営会社情報
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職支援サービスです。
CMでも有名ですが、知名度や実績、企業からの信頼と、どれをとっても問題のない大手の転職支援サービスとなっています。
パーソルキャリア株式会社の会社概要
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
本社所在地 | 〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F |
資本金 | 1,127百万円 |
従業員数 | 4,540名(有期社員含む グループ会社出向中の者は除く 2021年1月末時点) |
許可 | 有料職業紹介事業 許可番号(13-ユ-304785) 労働者派遣事業 許可番号派(13-304798) |
20代におすすめの転職エージェント4.リクナビネクスト
リクナビネクストは転職エージェントではなく転職サイトとして、圧倒的な求人数を誇ります。
そのため転職エージェントのように担当者に企業紹介や面接練習はしてもらわなくてよいけれど、豊富な求人を知りたいという方には最適と言えるでしょう。
求人数は多いですがそのうち9割が正社員の募集としていますので、正社員の転職を希望している方にもぜひおすすめできます。
転職サイトとして求人数を重視している方には間違いなく向いていると言えます。
リクナビネクストの運営会社情報
リクナビネクストは株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
新卒採用でも最大手の1社である株式会社リクルートの、転職専門サイトとなります。
転職エージェントのリクルートエージェントも同社のサービスですし、併用も可能です。
知名度から実績までどれをとっても申し分ない大手と言えるでしょう。
株式会社リクルートの会社概要
会社名 | 株式会社リクルート |
本社所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立年月日 | 2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更 |
資本金 | 3億5千万円 |
従業員数 | 15,807人(2021年4月1日時点 / アルバイト・パート含) |
20代におすすめの転職エージェント5.ビズリーチ
ビズリーチは高所得、ハイクラス向けの転職エージェントです。
そのため他の転職エージェントとは異なり、利用に料金がかかる場合があること、その代わり高収入のハイクラスポジションに限定して転職できる特徴があります。
事業部長などかなりの高収入ポジションに転職したい方には最適の転職エージェントでしょう。
また高収入ポジションのジョブディスクリプションを知っておくことで、どのようにキャリアを積めば収入が上がっていくかを知ることもできます。
CMで有名なビズリーチですが、人事関係者にとっては昔からハイクラス転職で有名だった転職エージェントとなりますよね。
ビズリーチの運営会社情報
ビズリーチは、株式会社ビズリーチという東京都渋谷区に拠点を構える会社が運営している転職エージェントサービスです。
CMによって飛躍した企業ではありますが、ハイクラス転職として実績豊富で知名度も申し分ありません。
株式会社ビズリーチの会社概要
会社名 | 株式会社ビズリーチ |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 |
株主情報 | ビジョナル株式会社 100% |
資本金 | 1億3,000万円 |
事業内容 | インターネットを活用したサービス事業 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」 挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」 人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」 OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」 |
20代に転職エージェントがおすすめ(必須)の3つの理由
20代で転職を考えている人の中には、自分一人で転職できるのではないか、転職エージェントは面倒、本当に転職エージェントが必要なのか、と思う方もいますよね。
ここでは特に20代には転職エージェントがおすすめである理由をお伝えいたします。
- プロのエージェントからアドバイスをもらえる
- 知らない会社や仕事を教えてもらえる
- 無料で使える
それぞれ詳しく説明いたします。
20代に転職エージェントがおすすめ(必須)の理由1.プロのエージェントからアドバイスをもらえる
20代でも企業選びから応募、面接まで全て自分でできると自信のある方もいます。
もちろん全て自分で行い希望の会社に行けるのならば問題ないでしょう。
ただし多くの場合、独自のアピールポイントは企業の観点からはずれていますし、自分ではすごいと思っていることが市場から見ると普通であることも事実として多いのです。
何十人やそれ以上の転職者をサポートしてきたプロのエージェントから、客観的にあなたの強みや目指すべき方向性をアドバイスしてもらえることは、非常に貴重なメリットと言えます。
20代に転職エージェントがおすすめ(必須)の理由2.知らない会社や仕事を教えてもらえる
20代では知らない業界や業種がたくさん存在しますよね。
すでにこの道で生きていくという専門分野を見つけている方には必要ないかもしれませんが、多くの20代にとっては、新しい仕事との出会いが望める若い時こそ、エージェントの力も借りて視野と選択肢を広げることをおすすめいたします。
20代に転職エージェントがおすすめ(必須)の理由3.無料で使える
転職エージェントは、一部の高年収ハイクラスエージェントを除いて、原則無料で使うことができます。
企業を紹介してもらい、書類確認や模擬面談まで実施してもらえて、それが全て無料で使えるわけです。
転職者側にとっては利用しない理由がないとすら言えるでしょう。
20代の平均年収は?男性と女性で異なる?転職エージェントdodaの調査をチェック
転職すべきかどうかの基準として、20代とは言え自分の年収が高いのか低いのかは気になりますよね。
上記でも紹介した転職エージェントのdodaが調査をしている平均年収について、参考として見てみましょう。
2021年最新情報で、男性と女性それぞれ確認します。
20代の平均年収は341万円(男性363万円、女性317万円)
転職エージェントdodaの調査によると、20代の平均年収は341万円で、男性が363万円、女性が317万円となっていました。
あくまで平均ですので、業界や業種、地域によっても大きく異なりますし、20代の前半か後半かによっても全く違いますよね。
もし自分の年収がこの平均年収よりも低い場合は、同様の仕事でも会社を変われば給料が大きくアップする可能性が高いとも言えます。
言い方を変えれば、平均年収すらいっていない場合はかなり年収が低いことになります。
真面目に働いているにも関わらず年収が低い場合は、ぜひ転職を検討すべきでしょう。
転職エージェントに年収アップの可能性を聞くことも重要
より詳細に年収について知りたい方は、20代だとしても転職エージェントに年収アップの可能性を聞くことも重要です。
転職エージェントや転職希望先には現在の年収は伝えることになりますので、それより高いなど希望を出すことができます。
今の年収は高いのか低いのか、転職によって上がる可能性はあるのか、ぜひプロである転職エージェントに聞いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
20代でも転職は一切早くはなく、むしろ30歳を過ぎてから初めての転職では遅いとすら言えます。
30歳を過ぎてから新人になることはかなり厳しく、人生は20代で決まるとすら考えられますので、20代での転職は極めて重要ですよね。
転職者側は無料で使えて、企業紹介や模擬面談などまでサポートしてもらえる転職エージェントは、使わない理由がないでしょう。
ぜひ転職エージェントというプロのサポートを受けながら、20代での転職を成功させてもらえれば幸いです。

慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。