人事の仕事は非常に幅広いため、一般の従業員からは人事部が何をしているのかわかならい部分が多いですよね。

採用業務は目立ちますが、実は人事部には数多くの機能や役割があります。

ここでは東証一部上場企業で人事を9年経験した筆者が、人事部の仕事についてわかりやすくご紹介いたします。

ぜひ参考にしてみてください。

人事の仕事とは?

人事の仕事とは、社員が会社に入る採用から始まり、会社から出ていく退職まで、人材に関わる一連の業務を担います。

企業活動を継続する上で基幹となる業務など、社員から見えていない部分でとても多くの作業が発生していると言えるでしょう。

中小企業では人事と総務が同じ部署のこともありますが、ここでは人事に絞って仕事をご紹介します。

人事の仕事一覧

会社ごとに人事部が担う仕事や区切り方は異なりますが、ここでは一般的な人事の仕事をご紹介いたします。

人事の仕事1.採用

人事の仕事で誰でも思いつくことに採用がありますよね。

企業活動には人材が必須であるため、新卒採用か中途採用で人を採用するところから始まります。

採用業務は人事部だけで完結するものではなく、どのような人材を企業として採用すべきか定め、できる限り希望に合った人材を採用することが人事部に求められています。

人事の仕事2.従業員管理

採用した従業員を管理することも人事の仕事です。

従業員の氏名、社員番号、年齢や性別、入社年月日、所属といった基本情報に加えて、給与や人事評価も適切に管理していくことが人事部に求められていますよね。

人事の仕事3.人材育成

従業員の育成も人事部の重要な役割です。

人事部が直接育成をするのではなく、どのような研修や育成体系が必要かを見定め、制度を作ることがより求められているでしょう。

現場でのOJTやメンター制度など、人事部が現場としっかりと連携して制度を運営していくことも重要と言えます。

人事の仕事4.配置、異動

人事部は従業員の配置や異動業務を行います。

これも人事部が勝手に社員を動かすのではなく、複数の部署を経験させるローテーション制度の運営や、適材適所の実行など、会社としての方針を異動によって実現することが重要です。

定期的な人事異動に加えて、様々な理由でイレギュラーな異動も発生するため、異動対応は人事部の主要業務となっていますよね。

人事の仕事5.人事評価管理

従業員の昇給や昇進昇格には人事評価が鍵となります。

この人事評価をきちんと管理することは人事部の重要な業務ですよね。

人事部が評価を付けるのではなく、何を評価するのか、どのように評価するのかをきちんと示し、それを現場に浸透させることが人事部の役割と言えるでしょう。

人事の仕事6.昇進昇格

どのような人材を昇進昇格させるかは、企業にとって非常に重要となります。

人事部は経営層と連携し、理想の人材像を作成して、適切に昇進昇格が行われるよう制度を作り運営する必要があるでしょう。

現場で勝手に昇格が決まるようでは人事部が機能していないと言えます。

このように人事部は単体で完結できる業務というより、経営層や現場と連携をして、本当に意味のある制度を構築していくことが真の仕事となっています。

まとめ

人事部の仕事はとても多義に渡ります。

わかりやすい採用だけではなく、人材の育成、配置や異動、従業員の管理、人事評価や昇進昇格制度の構築など、会社にとって必須の部分を担います。

人事部だけで行える業務は少なく、いかに人事部が経営陣や現場に足を運び、本当に効果のある仕組みを作れるかが重要となるでしょう。