「SESの利益率って実際どのくらいなの?」

「SES企業がすごく増えているけど、まだ儲かる可能性はある?」

ビジネスはボランティアではないので、儲けが出なければやる意味がないですよね。

こちらの記事では、赤字SES企業を3ヶ月で黒字転換させた実績のある私がSES事業で儲けるためにやるべきことを解説していきます。

SES事業の立ち上げなら一気通貫サポートサービスの「enginepot」がおすすめ!

 

SES事業は参入障壁が低い分、競合が多く存在するレッドオーシャンな業界でもあります。

明確な戦略や運営ノウハウを持たずにスタートしても、事業が成功する確率は低いでしょう。

「SES事業の立ち上げにあたって、できるだけ失敗のリスクを避けて成功の確率を上げる方法を知りたい!

上記のように考えている人におすすめのサービスが、SES事業開始に必要なサポートを一気通貫で行ってくれる「enginepot(エンジンポット)」です。

enginepotは、SES事業の立ち上げサポート実績が国内No.1で、これまでに50社以上を支援しています。 

具体的なサポート内容は、以下の通りです。

  1. 創業支援(資金調達・出資・PL策定・バックオフィス代行)
  2. 採用支援(採用設計・媒体掲載・運用代行・Wantedly運用代行・面談コンサル)
  3. 営業支援(顧客紹介・入職先企業の開拓支援・営業教育・契約書関連)
  4. エンジニア教育(フロントエンド・バックエンド・コミュニケーション)
  5. M&A(買い手企業の開拓・概要書の作成)

事業開始時から運営のサポートはもちろんのこと、出口の売却までサポートしてくれる点が大きな特徴と言えます。

enginepotがサポートした企業の中には、運営開始から約3年で3億5000万円で会社を売却できた事例もあります。

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50社以上のサポートしてきたプロの力を借りることで、あなたのSES事業の成功はグッと近づくことでしょう。

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enginepotについてより詳しく知りたい人は、下記の解説記事もあわせて参考にしてください。

>>enginepotの解説記事はこちら<<

SES事業のビジネスモデルを解説

SESとは「システムエンジニアリングサービス」の略称で、システム開発やソフトウェア開発などに必要な人材を求めるクライアントに、システムエンジニアを労働力として提供するサービスのことです。

では、SES事業の構造について

  • ビジネスモデル
  • 収益モデル

の中身を解説しましょう。

ビジネスモデル

SES事業のビジネモデルは、「自社のエンジニア」と「協力企業やフリーランス(個人事業主)のエンジニア」をクライアント先に提供(以下、アサイン)することで報酬を得るビジネスモデルです。

  • 自社のエンジニアとは

言葉通り自社で雇用したエンジニアのことを指し、クライアント先にアサインすることで技術料として報酬を得ます。

  • 協力企業やフリーランスのエンジニアとは

協力企業とは、同業のSES企業を指します。

協力企業の正社員のエンジニアとフリーランスのエンジニアを自社がクライアントへ営業し、アサインさせることで手数料というかたちで報酬を得ます。

収益モデル

SES事業は、アサインしたエンジニアがクライアントと契約している期間中は、毎月の収入が入ってくるので、継続的に売上が立ちます。

そのため、SES事業はストック型の収益モデルと言えます。

それは、協力企業やフリーランスのエンジニアの場合も同じです。

SESは自社のエンジニアの場合、クライアントからの報酬と人件費の差額が利益となりますので、エンジニアが長期的に稼働してくれれば、安定したビジネスとなるでしょう。

実際のところ、利益率はどのくらい?

続いて、SES業界の平均の利益率はどのぐらいなのか

  • 自社所属のエンジニアの場合
  • 協力企業所属のエンジニアの場合
  • 自社契約のフリーランスエンジニアの場合

で、それぞれ見ていきましょう。

自社所属のエンジニアの場合

自社所属のエンジニアをアサインする場合の利益率は平均40%です。

ただし、この数字はエンジニアの還元率が業界の平均だと60%なので大雑把に計算すると会社の利益率は40%ということです。

自社所属というのは、自社の正社員ということなので、健康保険や厚生年金等に加入しなければなりませんし、交通費などもこの40%の中から引かなくてはなりません。

案件単価が50万円とし、内60%の30万円がエンジニアの給料だとした場合、会社の利益率が40%なので、20万円がまず利益として残ります。

そこから、以下のように会社が負担しなければいけないものがあります。

社会保険(約4万円)+交通費(約1.5万円)+その他法定福利費等

これらを合計すると、約6万円。

そして、本来の利益であった20万円から引くと残った額は14万円です。

負担額を差し引いた後の、実際の利益率は28%となります。

これが、契約が続く限り毎月利益として入ってくるため、エンジニアの雇用の人数が増えると稼げるビジネスになるのではないでしょうか。

協力企業所属のエンジニアの場合

協力企業所属のエンジニアの場合、利益としては中間マージンとなるため、自社所属のエンジニアをアサインする時ほど利益は見込めません。

業界の平均としては、*商流と協力企業の希望単価によりますが、大体10%ぐらいでしょうか。

なお、商流とは発注元から元請け、末端の下請けまでの一連の受発注の流れを指します。

案件単価50万円だった場合の10%は5万円となりますので、利益は5万円です。

5万円引いた残りの額(45万円)を協力企業に支払います。

自社契約のフリーランスエンジニアの場合

自社契約のフリーランスの場合は、こちらも協力企業と同様、商流とフリーランスの方の希望単価によりますが利益率は10%~30%となります。

商流が発注元に近ければ近いほど案件単価は高くなるので、自社所属のエンジニアをアサインする場合よりも利益率は高くなる可能性が高いです。

フリーランスと契約するメリットは、雇用するわけではないため丸々利益になるということです。

フリーランスの場合は、ある程度実力のあるエンジニアの方が多いため、案件の単価が50万円ということはあまりなく、70万以上となることが多いでしょう。

例えば100万円の案件にアサインできたと仮定して、エンジニアの希望単価が70万円であれば70万円をエンジニアに支払って、残りの30万円を利益にすることも可能です。

ただし、フリーランスは自社の社員と違い帰属意識は無いので、利益を追い過ぎて他社に行かれた…なんてこともあり得るので、目先の利益よりもエンジニアファーストでいることが大切です。

SES事業で儲かる方法3選

続いて、実際SES事業で儲かる方法3選

  • 単価交渉する
  • エンド直案件・元請け直案件を探す
  • M&A

について解説します。

単価交渉をする

利益を出すために「原価を下げる」、「販売価格を上げる」ということはビジネスの基本です。

それを、SES業界に置き換えると、商品が人のため原価を下げるということは難しいですが、価格を上げるということは可能です。

クライアントにアサインしてから何度も契約更新の依頼がくる場合は、クライアントにとって、いてほしい人材であるという証拠です。

単価交渉の期間の目安としては、約9ヶ月から1年勤続しているタイミングがベストでしょう。

クライアントとの人間関係を構築しておくと、単価交渉がしやすくなります。

エンド直案件・元請け直案件を探す

エンド直とは、発注元からの直接依頼の案件のことをいい、元請け直案件とは、発注元から依頼を受けた元請けからの依頼の案件のことをいいます。

SES業界では、「*多重下請け」が当たり前であるため、商流が深ければ深いほど単価が下がっていきます。

*多重下請けとは業務を受注した元請け企業が、下請け企業(二次請け)へと、更にその下層(三次請け)の企業へと業務を流す構造を指します。

自社のエンジニアの給料が30万円なのに、40万円の単価の案件では会社に微々たる額しか残りません。

多重下請けが当たり前のこの業界では、そんなことも多々あるのです。

なので、会社とエンジニアを守るためにも取引先の新規開拓はとても大事になってきます。いかに商流の浅い案件にアサインできるかが、会社が儲かるか儲からないかの分かれ道となるでしょう。

M&A

近年、エンジニア不足が叫ばれる中、それをビジネスチャンスと捉えてSES企業を立ち上げ、未経験からエンジニアへ育成した後に*M&Aを行うといったビジネスモデルがあります。

*M&Aとは、Merger And Acquisition(合併と買収)の略で、直訳すると「企業の合併と買収」という意味

会社の価値を上げ、売却をしてその時に得られるキャピタルゲインで儲けるという方法で、

キャピタルゲインとは、資産の価値が変動することによって得られる利益のことを指します。

企業価値の目安の算出方法として、以下の計算式があるので、M&Aを目指す方は覚えておくといいかもしれませんね。

株式価値=時価純資産(時価資産-時価負債)+営業利益×3年分

M&Aをより高値で成功させたい場合は、

  • 事業を黒字化にしておく
  • 優秀なエンジニアを沢山雇用する
  • 汎用性の高い技術に対応できるエンジニアを雇用する
  • 発注元となる取引先を増やす

これらを意識して高値で売買できるM&Aを目指しましょう。

まとめ

今回ご紹介したSES事業は儲かる?利益率と儲かるためにやった方がいい事について、重要なポイントを3つにまとめました。

  • SES事業はどんなビジネス構造?
  • 実際のところ、利益率はどのくらい?
  • SES事業で儲かる方法3選

競合が多い業界ですが、SES事業のビジネスモデルの仕組みと儲ける仕組みを理解できればまだまだ儲けられる可能性がある業界ですので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

関連記事→【保存版】SES起業・事業立ち上げの教科書

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SES事業は参入障壁が低い分、競合が多く存在するレッドオーシャンな業界でもあります。

明確な戦略や運営ノウハウを持たずにスタートしても、事業が成功する確率は低いでしょう。

「SES事業の立ち上げにあたって、できるだけ失敗のリスクを避けて成功の確率を上げる方法を知りたい!

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具体的なサポート内容は、以下の通りです。

  1. 創業支援(資金調達・出資・PL策定・バックオフィス代行)
  2. 採用支援(採用設計・媒体掲載・運用代行・Wantedly運用代行・面談コンサル)
  3. 営業支援(顧客紹介・入職先企業の開拓支援・営業教育・契約書関連)
  4. エンジニア教育(フロントエンド・バックエンド・コミュニケーション)
  5. M&A(買い手企業の開拓・概要書の作成)

事業開始時から運営のサポートはもちろんのこと、出口の売却までサポートしてくれる点が大きな特徴と言えます。

enginepotがサポートした企業の中には、運営開始から約3年で3億5000万円で会社を売却できた事例もあります。

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