
2012年慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事部として新卒採用から中途採用まで経験し、700人以上のエンジニア社員のキャリアや労務を直接担当し、エンジニア評価制度も構築。
自身もプロジェクトマネージャーとしてSAPなど複数プロジェクトを推進し、エンジニア採用や業務委託にも精通。
基本情報技術者試験合格。
「転職したいけど転職エージェントを利用したことがなくて不安」
「求人紹介してもらえる以外にどんなサポートがあるの?お金はかかる?」
これから転職活動を開始しようとしている際、転職エージェントの利用を検討している場合にはこのような疑問を感じている人もいることでしょう。
今回紹介する「リクナビ薬剤師」は、大手人材会社のリクナビグループが運営する薬剤師に特化した転職エージェントです。
「大手だと忙しくて対応が雑なのでは?」といった不安を解消すべく、この記事では人事歴9年の筆者が、リクナビ薬剤師を利用するメリット・デメリットについて分かりやすく解説していきます。
初めて転職エージェントを利用する人が心配している料金や、実際の利用者の評判や口コミも紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
リクナビ薬剤師の評判・口コミは?実際に利用した人の声を紹介!
サービス利用にあたり、実際の利用者の評判や口コミは重要な判断材料となります。
リクナビ薬剤師は、大手転職エージェントということもあり、数多くの利用者の声が寄せられています。
そのなかから、利用前にチェックしておきたい情報にフォーカスして紹介していきます。
リクナビ薬剤師の良い評判・口コミ
まずは、リクナビ薬剤師に寄せられている良い評判や口コミから確認していきましょう。

大手企業の安心感がある反面、利用者も多そうなので「求人紹介して、はい終わり」みたいな対応を想像してました。
ですが、担当者がアタリだったのか、親身かつ的確なアドバイスと求人紹介をしてくれてビックリした。
こちらの口コミのように、大手企業だと利用者も多く、アドバイザーが忙しくて事務作業のように対応されることを心配している声が見受けられましたが、想像以上に対応が良かったことに驚いたという口コミも多数見受けられました。
リクナビ薬剤師は、大手ならではの豊富な実績とノウハウに基づいて求人紹介してくれるので、求職者が上手く言語化できないことも汲み取って対応してくれます。
このような対応は、自分でも整理できていなかったこともクリアにしてくれるので、迷いや転職の方向性が定まっていないときにも頼りになることでしょう。

対応のスピード感に感動しました。
登録した翌日には求人紹介してもらえて、2週間もかからず転職を決めることができました。
応募を決めてから面接の日程調整まであっという間でした。
すぐに仕事を決めたかったので感謝です。
こちらは、登録から2週間でスピード転職できたという口コミです。
公式サイトでは「最短3日で転職」と公表されているので、急な転職が必要になった場合でもストレスなく、スピーディーな転職活動ができます。
仕事を辞めてから転職活動を開始したものの、思ったように内定が獲得できず焦っている人は、一度相談してみると良いでしょう。

転職どうしようかな…とリクナビ薬剤師見てたんだけど、コラム記事読んだらやる気出てきた。
求人情報見るのも面白くて止まらんのだけど、とりあえず会員登録してくる。
リクナビ薬剤師の公式サイトでは、求人検索だけではなく、薬剤師転職や業界に関するコンテンツが多数用意されています。
こちらの口コミのように、これらのコンテンツは会員登録しなくても閲覧することが可能なので、転職する意思が固まっていない人にとっても役立てることができるでしょう。
コラム記事のほかに、「転職成功事例」や「転職成功マニュアル」といった情報の掲載もあるので、モチベーションアップにも活用できます。
リクナビ薬剤師の悪い評判・口コミ
大手ならではの安心感や、スピード転職が可能なリクナビ薬剤師ですが、その一方で悪い評判や口コミも存在します。
ここでは、リクナビ薬剤師に寄せられているネガティブな意見を確認していきましょう。

連絡の頻度が多すぎる&紹介される求人が多すぎる。
求人紹介されないよりはマシだけど、もう少し絞ってくれないとこっちも確認するのに時間がかかるのだよ…。
ノルマがあるのか知らんけど、前のめり過ぎる対応はいかがなものだろうかと。
スピーディーな対応に定評があるリクナビ薬剤師ですが、その一方で連絡頻度や紹介される求人数の多さに戸惑うという声が多数見受けられました。
このように、対応が良いアドバイザーだけではなく、ヒアリング能力や配慮に欠けるアドバイザーが担当に付くこともあるので注意が必要です。
転職エージェントを利用して転職活動を成功させるためには、アドバイザーの協力が必要不可欠です。
相性が合わないと感じたら、遠慮せずに担当替えを申し出るようにしましょう。

良い求人があります!って勧めてきたけど、情報が薄すぎて、どのへんが良い求人なのか全く理解できなかった。
別の紹介された求人の選考受けてみたら雰囲気も聞いていたものと違うし、結局別の転職エージェントで紹介されたとこに転職した。
リクナビ薬剤師では、新着求人が毎日30件以上あります。
日々新しい求人が入ってくることはメリットである反面、アドバイザーも正確かつ詳細を把握しきれていないこともあり注意が必要であるといえるでしょう。
紹介されたからといって鵜呑みにせず、不安や疑問があればしっかりと確認し、納得したうえで採用選考に応募するようにすることがポイントです。
リクナビ薬剤師の強み・メリット3選
薬剤師専門の転職エージェントは他にも多数存在するなか、リクナビ薬剤師を利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、リクナビ薬剤師の3つのメリットと特徴、
- 大手という安心感がある
- 取り扱い求人が豊富
- 紹介される求人数が多い
について紹介していきます。
リクナビ薬剤師の強み・メリット1.大手という安心感がある
これまで転職エージェントを利用したことのない人のなかには「個人情報の取り扱いは大丈夫?」「知名度が低いと本当に転職先が決まるか心配」などの不安を抱えていることもあるでしょう。
リクナビ薬剤師は、国内大手人材企業であるリクナビグループが運営しているので、こうした不安を感じることなく、安心して利用することができます。
転職初心者で、どの転職エージェントを選べば良いか悩んでいる人は、リクナビ薬剤師のような大手エージェントの利用から始めるのも良いでしょう。
転職エージェントは複数利用することが可能なので、相性が合わないようであれば、他の転職エージェントと併用する方法もあります。
リクナビ薬剤師の強み・メリット2.取り扱い求人が豊富
リクナビ薬剤師で取り扱っている求人数は国内トップクラスの35,000件以上です。
公開求人も数多く掲載されているので、登録前にどのような求人があるのかチェックできることもポイントです。
Webサイトの検索機能も充実しており、勤務地別はもちろん、業態や処方箋科目といった条件選択もできるので、ピンポイントで見たい求人を探すことができます。
また、リクナビ薬剤師では75%が非公開求人となっているので、一般公開されていない好条件の求人を紹介してもらえる可能性が高いこともメリットであるといえるでしょう。
リクナビ薬剤師の強み・メリット3.紹介される求人数が多い
取り扱い求人数が多くても求人紹介されなければ意味がありません。
その点、リクナビ薬剤師では1日平均5件の求人を紹介してもらうことができるので、今日まで希望する求人がなくても、明日になったら募集されるかもしれないといった期待感を持つこともできます。
単に求人紹介されるだけではなく、求職者の希望条件に近付けるための条件交渉も行ってくれるので、気になる求人があれば積極的にアドバイザーへ相談してみると良いでしょう。
リクナビ薬剤師の注意点・デメリット2選
大手エージェントであり、取り扱い求人や紹介数が多いリクナビ薬剤師ですが、その一方でデメリットも存在します。
今回は、リクナビ薬剤師の2つのデメリットと特徴、
- 派遣や契約社員の求人は取り扱っていない
- 調剤併設ドラッグストア求人の割合が高い
について紹介していきます。
リクナビ薬剤師の注意点・デメリット1.派遣や契約社員の求人は取り扱っていない
リクナビ薬剤師で取り扱っている求人は、正社員かパート・アルバイトのみです。
そのため、派遣や契約社員といった働き方を希望している人は、求人紹介をしてもらうことができません。
正社員やパート・アルバイト以外の求人を探している人は、別の転職エージェントを利用するようにしましょう。
リクナビ薬剤師の注意点・デメリット2.調剤併設ドラッグストア求人の割合が高い
リクナビ薬剤師の取り扱い求人は、調剤併設ドラッグストアの割合が高くなっています。
こちらの業態での転職を希望している人にとってはメリットになりますが、病院やクリニックなどに転職をしたい人にとっては物足りなく感じる可能性があります。
希望する施設業態の求人がない場合には、求人の募集があれば知らせて欲しい旨をアドバイザーに伝えておくとともに、病院やクリニックに強い転職エージェントを併用すると良いでしょう。
リクナビ薬剤師の機能をわかりやすく解説!
転職サイトのスカウトをはじめ、転職エージェントで求人紹介されると「条件に合わせて紹介してくれている」「自分の市場価値だとこの程度か」と妥協してしまう人もいることでしょう。
このように、自身を卑下したり安売りしてしまったりすると転職活動に失敗してしまう可能性が高く注意が必要です。
リクナビ薬剤師では、公式サイトにも掲載されているように、紹介求人を求職者の希望に少しでも近付けるために条件交渉を行ってくれます。
紹介される求人数も多いので、交渉を繰り返していくことで、理想的な転職先を見つけられます。
転職は自分自身のために行うものなので、要望があればしっかり伝えていくようにしましょう。
リクナビ薬剤師の料金プラン・支払い方法
一般的に、転職エージェントは人材紹介することで企業から紹介手数料を報酬として受け取っているので、利用者に費用が発生することはありません。
これはリクナビ薬剤師も同様で、求職者は無料で利用できます。
このように、自身で求人情報を探す手間の削減や、プロのアドバイザーに無料で相談することができるので、転職しようとしている人は登録して損はないといえるでしょう。
リクナビ薬剤師を利用するまでの流れ
リクナビ薬剤師を利用するまでの流れは次の通りです。
- 会員登録
- 面談の実施
- 求人紹介
- 採用選考
- 内定獲得
まずは、公式サイトから会員登録を行いましょう。
登録内容は、氏名や連絡先といった基本情報、現在の状況や保有資格、希望する働き方などを入力していきます。
会員登録後は、登録情報をベースにアドバイザーとの面談が実施されます。
こちらの面談は、対面もしくは電話で行うので、都合が良い方法を選択しましょう。
また、こちらの面談でヒアリングされた内容をもとに求人紹介がされるので、伝え漏れのないよう、希望や質問などを紙に書き出し整理しておくと意思の疎通が取りやすく、ミスマッチを防ぐことができます。
ヒアリング内容をもとに求人紹介がされ、そのなかに興味があるものがあればアドバイザーに申し出ましょう。
希望する条件に近付ける交渉をしてくれることもあるので、気になることがあれば遠慮なく伝えることもポイントです。
応募する求人が決まれば採用選考へ応募します。
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も実施してもらえるので、初めての転職活動でも安心して取り組めます。
しっかりと準備を整え、採用選考に臨み、無事に内定を獲得できれば転職活動は終了です。
リクナビ薬剤師は「豊富な求人紹介とスピーディーな転職をしたい人」におすすめ!
リクナビ薬剤師では、豊富な求人紹介とスピーディーな転職をしたい人におすすめの転職エージェントです。
業界トップクラスの求人数と、日々30件以上の新着求人があり、紹介される求人数も平均1日5件と他の転職エージェントよりも多いので、たくさんの求人から転職先を選びたい人とも相性が良いといえるでしょう。
また、最速3日で転職可能という実績もあるので、速く転職先を決めたい人、効率良く転職活動を進めたい人におすすめできます。
リクナビ薬剤師に関するよくある質問
リクナビ薬剤師に関するよくある質問、
- 在職中でも利用できる?
- 地方在住でも利用可能?
の2つについて解説します。
在職中でも利用できる?
在職中でも利用可能です。
多くの人が「内定を獲得できるか分からない」という不安から、在職中に転職活動を開始し、内定を獲得してから現職を退職しています。
リクナビ薬剤師では、在職中でも活動しやすいよう面接日程の調整、退職手続きの方法についてもサポートしてもらえます。
地方在住でも利用可能?
地方在住者はもちろん、首都圏から地方へ、地方から首都圏へなど遠隔地に対しての転職活動もサポートしてもらえます。
複数選考を受ける際、何度も長距離を移動する手間や交通費の負担を軽減するために、最適かつ効率的な日程調整も行ってもらえます。
リクナビ薬剤師の運営会社情報
リクナビ薬剤師は、株式会社リクルートメディカルキャリアが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
ご存知の通り、大手人材グループのリクナビのグループ企業であり、抜群の知名度を誇るため、初めてエージェント利用する人でも安心して利用することができるといえるでしょう。
また、リクナビグループのネットワークやノウハウを活かしたサポートが受けられるので、薬剤師専門の転職エージェント選びに悩んだ際は、ぜひ候補に入れてみてください。
株式会社リクルートメディカルキャリアの会社概要
運営会社である株式会社リクルートメディカルキャリアの会社概要は次の通りです。
会社名 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
代表者名 | 舘 康人 |
所在地 | 東京都千代田区九段北1丁目14-6 九段坂上KSビル |
資本金 | 4,500万円 |
事業内容 | 医師・薬剤師転職支援事業 医師・薬剤師採用支援事業 医師対象情報誌出版事業 |
まとめ
リクナビ薬剤師は、薬剤師専門の転職エージェントです。
人材紹介大手のリクナビの安心感をはじめ、豊富な求人から転職先を探したい人、たくさん求人を紹介して欲しい人は満足できることでしょう。
また、最速3日で転職が決まるスピード転職も実現可能なので、速く転職先を決めたい人もおすすめできます。
登録は無料で行えるので、薬剤師専門の転職エージェント選びに悩んでいる人は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

2012年慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事部として新卒採用から中途採用まで経験し、700人以上のエンジニア社員のキャリアや労務を直接担当し、エンジニア評価制度も構築。
自身もプロジェクトマネージャーとしてSAPなど複数プロジェクトを推進し、エンジニア採用や業務委託にも精通。
基本情報技術者試験合格。