
慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。
「退職コンシェルジュってどんなサービス?」
「使うメリットと使わないメリットをそれぞれ知りたい!」
働かなくてもお金がもらえる方法があることをご存じでしょうか。
これだけ聞くと怪しいですが、社会保険料を支払ってきた社会人が、病気などで働けなくなった時にその社会保険から給付金をもらうといった真っ当な方法があります。
問題点として、社会保険料は誰でも強制的に支払うのですが、社会保険からお金をもらえるという事実や、そのための具体的な情報はほとんどの方が知りませんよね。
そのため退職コンシェルジュという、社会保険から正当に給付金を受け取るためのサポートサービスがあります。
ここでは退職コンシェルジュの評判は良いのか、怪しいなどといった話はないか、本当におすすめできる仕組みなのかについて、東証一部上場企業で人事出身の筆者がお伝えいたします。
とても専門的な話ですがわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
退職コンシェルジュの評判は?怪しいという評判の有無も徹底調査
先ずは退職コンシェルジュについて評判や口コミを確認します。
退職コンシェルジュは珍しいサービスですし、お金に関わるサービスについては賛否あるものですよね。
特に率直な書き込みがされるツイッターでも、退職コンシェルジュについて悪い評判はないか、本当におすすめできるのかチェックしてみましょう。
退職コンシェルジュの評判・口コミ①Twitter
【退職する人ちょっと待って!】
退職コンシェルジュという職業の竹下さんとお会いしました♪
退職後の保障をサポートするお方で、
僕も正社員退職前に繋がりたかったからシェア…!!退職後はめちゃ金銭的にしんどいのが解消されるサービスでした
東京と大阪の方で退職考えてる方連絡くださーい! pic.twitter.com/EibgoiiZ4u
— ⭐️卓治@勇氣を育む囲碁講師⭐️ (@go_takuji_go) October 13, 2019
退職コンシェルジュの評判・口コミ②Twitter
【1日8時間を確保する方法⏱】
極論、今の仕事を辞めれば、時間は増えます。生活費は、
失業保険なら3カ月、
退職コンシェルジュを使えば2年くらい何とかなる。増えた時間を無駄にする人もいますが、
嫌いな仕事に忙殺されて、ジリ貧になるくらいなら、
思い切って辞めるのをおすすめします💁♀️— ひろすけ@モテる為に生きてるフリーランス (@hirosuke_0520) August 14, 2020
退職コンシェルジュの評判・口コミ③Twitter
【精神科・心療内科通院中に使える制度】
③傷病手当金メンヘラで連続して3日以上仕事を休んだらお金をもらえる制度。在職中・休職中だけじゃなく、退職後でも申請可(ただし要件あり)
手続きが複雑でめんどうなので退職コンシェルジュにサポートを依頼するのがよいhttps://t.co/qBwEnW3uHo
— おかもも|月収益3万円メンヘラブロガー (@okamomo_san) January 25, 2021
退職コンシェルジュの評判・口コミ④Twitter
退職コンシェルジュにメールをしました。条件には全部入っていると思うけどね。
— タカノリさん (@bQznlWueJ5UMo3E) February 15, 2021
退職コンシェルジュの評判・口コミ⑤Twitter
退職コンシェルジュ有能やん震えた
— おゆーん (@IDO5100) August 2, 2020
ツイッターですので悪い評判や、使ってはいないけれど否定的な書き込みが見つかるかと思いましたが、実際にはネガティブな話はありませんでした。
Yahoo知恵袋なども調査しましたが、実際に利用した人のコメントなどはなかったです。
すでに1,100人が使っている実績がありますので、もし本当はお金がもらえないケースや、悪質な実態があれば、瞬く間に広がっているはずですよね。
結果としては噂や思い付きレベルでも悪い話は見つかりません。
ネット上の評判や口コミを見ても悪い話はありませんので、安心できるサービスと言えるでしょう。
退職コンシェルジュのメリットと特徴3選!
退職コンシェルジュに興味はあるけれど、仕組みが分かりにくいという方や、本当にお金がもらえるのか不安な方もいますよね。
ここでは大手人事の筆者が、社会保険の仕組みも含めて解説いたします。
- 利用者は絶対に損をしない仕組み
- 働かないで最大28か月社会保険給付金が受け取れる
- 複雑で面倒な社会保険の給付をサポートしてもらえる
ぜひ参考にしてみてください。
退職コンシェルジュのメリット1.利用者は絶対に損をしない仕組み(受け取った給付金の10%〜15%が利用料金)
先ず大事なメリットとして、退職コンシェルジュを使ったとしても、利用者は絶対に損をしない仕組みとなっています。
つまり手数料やサポート料金は支払ったのに、実際にはお金がもらえないといったケースはありません。
退職コンシェルジュでは、手数料は受け取った給付金の10%から15%としていますので、利用者はプラスにしかならない構造と言えるでしょう。
実際に3年半ですでに1,100人の実績がありますし、それだけ運営していてトラブルはゼロとしています。
お金だけ取られるのではないかと心配な方もいるかもしれませんが、それは絶対にない大きなメリットがありますよね。
退職コンシェルジュのメリット2.働かないで最大28か月社会保険給付金(雇用保険の基本手当や再就職手当、健康保険の傷病手当金)が受け取れる
本当に働かないでも社会保険から給付金がもらえるのかが、退職コンシェルジュを使う上で気になりますよね。
働かないでお金をもらえる仕組みについては、厳密にはこれまで働いて社会保険料を納めてきたため、働けなくなった時にその社会保険からお金をもらう仕組みとして存在しています。
そもそも保険ですし、保険料を強制的に取られている国の税金のようなものですので、社会保険から給付金を得ることは何一つ悪いことではありません。
退職コンシェルジュの大きなメリットは社会保険の組み合わせ(1人では非常に難しい)
退職コンシェルジュを使わなくても自分で頑張れば給付金がもらえるかについては、可能だとは言えます。
一般的に失業保険や失業手当と言われる制度、正確には雇用保険の基本手当ならば、一人で申請してもらっている方もいますよね。
ただしこの基本手当は、自己都合退職ならば3か月ほど、会社都合退職で最大だとしても11か月ほどしかもらえません。
年齢や勤続年数に応じるため、実際に11か月もらうケースはほぼないとも言えます。
一方で退職コンシェルジュでは、失業保険だけではなく、その人に合わせて複数の制度を掛け合わせることで、最大28か月間お金を受け取れるようサポートしてもらうことが可能です。
一人で時間をかけて得られるよりもはるかに長い期間お金を受け取れることが、退職コンシェルジュというプロに依頼をする最大のメリットとも言えるでしょう。
退職コンシェルジュのメリット3.複雑で面倒な社会保険の給付をサポートしてもらえる
仮に一人で全てを調べ上げて、役所や病院などに通い続ければ、退職コンシェルジュを使わなくても長期間社会保険からお金を受け取ることは可能かもしれません。
ただし膨大な時間と労力をかけることは必須で、そもそも病気で働けない状態ならば、病気の方が悪化するリスクすらありますよね。
また調べて準備している期間はお金が入ってきませんので、時間もコストと考えることができます。
時間と労力、交通費や病院代などもかけてどうにか自分でやろうとして、結果的に却下される事態も大いにあるでしょう。
それならば初めからプロに頼むことで、複雑で面倒な調べものを大幅にカットした方が、体調面でも場合によっては金銭面でもお得になると言えます。
退職コンシェルジュを使える4つの条件
退職コンシェルジュは条件に合えばどなたでも利用することができます。
退職コンシェルジュとしての条件と言うより、社会保険から給付金を得るための条件を踏まえていますが、ここでは退職コンシェルジュを使える4つの条件を解説します。
- 年齢が20歳から54歳
- 社会保険に1年以上加入
- 退職日まで2週間以上から3か月未満
- 転職先が決まっていない
それぞれ見ていきましょう。
退職コンシェルジュを使う条件1.年齢が20歳から54歳
申請者の年齢は20歳から54歳である必要があります。
これは大半の方が満たしているでしょう。
退職コンシェルジュを使う条件2.社会保険に1年以上加入
社会保険に1年以上加入していることも必要です。
社会保険には入社と同時に強制加入しますので、ほとんどの人は満たしているはずですが、入社1年未満の新入社員は使えないことになります。
これは退職コンシェルジュというより、社会保険の条件に適合するためでしょう。
退職コンシェルジュを使う条件3.退職日まで2週間以上から3か月未満(退職後は要相談)
退職コンシェルジュを使うためには、退職日まで2週間以上から3か月未満である必要があります。
この条件に当てはらまない方はいるかもしれませんので、詳しいことは無料のWeb説明会や個別相談で聞いてみてください。
退職コンシェルジュを使う条件4.転職先が決まっていない
転職先が決まっていないことも条件です。
これは退職コンシェルジュだけではなく、社会保険を使う上で重要です。
当然ながら偽ることは通用しませんので、条件は必ず守るようにしましょう。
退職コンシェルジュは無料Web説明会の参加から
退職コンシェルジュを検討している方は、先ずは無料Web説明会に参加する必要があります。
満足度は高く、トラブルもゼロのサービスですので、安心して参加できますよね。
実際に会場に行くセミナーではありませんし、スマホから参加することも可能ですので、とても気軽に話が聞けますし気になる方にはぜひおすすめです。
退職コンシェルジュは本当に有益か大手人事の評判
筆者は東証一部上場企業で人事を9年経験しました。
退職コンシェルジュについて、社会保険についての知見や人事の現場経験も踏まえて、本当に有益か、おすすめできるか解説します。
退職コンシェルジュは社会保険に精通していない多くの人におすすめ
日本の社会保険は極めて複雑な制度と言えます。
強制的に毎月社会保険料が引き抜かれているにも関わらず、実際に保険の対象になったとしても自分自身で調べ、正確に申請しなければ給付金を受け取ることはできません。
自分で申請すればよいというのは、相当な時間と労力に余裕がある方以外は大変な作業が待っていると言えます。
社会保険給付金は加入者の0.5%しか受給できていない
実際に社会保険からの給付金については、加入者の0.5%しか受給できていないというデータもあります。
強制加入でありながら99.5%、つまりほぼ全ての人は支払う一方ですし、所得税や住民税と並び事実上税金となっていますよね。
最も高い種類の税金となっているケースが多いです。
1人で調べて申請まで通すことが極めて大変ですし、ただでさえ病気などで苦しんでいるのならば、悪化してしまうリスクもあるでしょう。
退職コンシェルジュ以外(人事部や医師など)に聞くのはお門違い
時々いるのですが、退職に伴いもらえるお金がないか、辞める会社の人事部に聞いてくる方もいます。
当然ながら退職する会社の人事に聞くのはお門違いですよね。
また通院している医師に聞く方もいますが、医師は社会保険を取らせることが仕事ではないですし、保険組合に聞いても受け取れない理由を伝えるだけとなっている実態もあります。
このように全て一人で調べ、何度も修正を重ねられる能力と気力、体力がある方のみ、一人で行うことが可能と言えるでしょう。
退職コンシェルジュは1,700人以上の実績がある
退職コンシェルジュについて、すでに1,700人以上の実績があるとしています。
未知数のサービスならば実績出るまではおすすめできませんが、それだけ給付金を受け取っている方がいるわけですよね。
実績のある安心できるサービスと言えるでしょう。
退職コンシェルジュは月に20万円以上もらえる人が多数
退職コンシェルジュの公式サイトには、実際に給付金を受け取っている方の情報があります。
前の月収、現在の月の給付金、累計額まで詳細に紹介しています。
働けない理由も書かれていますよね。
月に20万円以上もらえる人が多数いることがわかります。
退職コンシェルジュの運営会社情報
退職コンシェルジュはCREED BANK株式会社が運営している、社会保険給付金のサポートサービスです。
社会保険給付金という言葉自体は退職コンシェルジュ独自のものとなります。
運営会社は設立から4年以上経っており、退職コンシェルジュだけではなく通信や不動産、Web事業も手掛けている実績ある企業ですよね。
弁護士と社会保険労務士も顧問にしていますので、会社の信頼性についても問題ないでしょう。
CREED BANK株式会社の会社概要
会社名 | CREED BANK株式会社 |
設立 | 2016年9月2日 |
代表者名 | 磯田 幸四郎 |
社員数 | 15名(2020年2月1日時点) |
資本金 | 35,000,000円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒171-0021 |
登録・許可・免許 | 《宅地建物取引業者免許番号》東京都知事(1)第101693号 |
事業内容 | · 人材事業 有料職業紹介 / 退職コンシェルジュ · 通信事業 法人携帯 / Pocket Wi-Fi · 不動産事業 投資用マンション / 住居用賃貸 · クリエイティブ事業部 グラフィック / WEB制作 / 動画制作 |
顧問弁護士 | 弁護士法人V-spirits法律事務所 |
顧問社会保険労務士 | 社会保険労務士事務所タスクフォース |
まとめ
退職コンシェルジュについては批判的な評判や口コミはありませんでした。
長年人事を経験してきた筆者としても、社会保険を一人で熟知し、正確に申請を通すことは相当な覚悟が必要と言えます。
ましてや失業保険だけではなく、退職コンシェルジュがサポートしている長期に渡る社会保険給付金については、素人が一人で完遂することはほぼ不可能となるでしょう。
ただでさえ退職するほど体調が悪い中で、膨大な時間や労力をかけた結果、申請が却下されてさらに病気が悪化するなどのリスクも考えられますよね。
プロにサポートしてもらい、働かなくても長期でお金がもらえる退職コンシェルジュは、大変な状況にある方にこそおすすめできます。

慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。