今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、オンライン会議を録画して分析・整理できる「JamRoll」を運営している株式会社Empath様です。

あらゆるオンライン会議を自動で録画、文字起こしする機能に加えて、国内外で高い評価を受ける音声感情解析AIがメンバーの元気度を可視化してくれるため、マネジメントにも役立てられます。

オンライン会議に課題を感じているすべての方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

オンライン会議を解析してコミュニケーションを向上する「JamRoll」の公式サイトはこちら⇒

目次

株式会社Empath様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社Empath様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、JamRollの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

JamRollは、あらゆるオンライン会議を自動で録画・分析・整理して、チームメンバーのコラボレーションを創出して売上と生産性を上昇させるツールです。

例えば営業でパフォーマンスの高い人がいたとき、これまでのリアル営業や、個人がセッティングするオンライン商談の中では、どんなトークをしているのか分からなかったと思います。

それをメンバーが自ら録画を見て勉強することで、オンボーディングを早めることが可能です。

議事録として自動で文字起こしもされるので、録画を全部見なくてもワード検索で聞きたい箇所をピックアップすることもできます。

また、話す速度やピッチが数値化されるので、その差異を意識して自分の話し方を客観的に勉強することも可能です。

また、分析の結果からメンバーの元気度や会議数も確認できますので、リモートが増えてちょっとした仲間の変化に気づきにくい環境においても、フォローが可能になると考えています。

Q2.「次にJamRollをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

コロナ禍においてリモートワークが激増した結果、便利なことが非常に増えました。

一方で、オンライン会議でスケジュールがいっぱいになってしまい、記録をとったり手を動かしたり、思考したりする仕事の時間が無くなってしまうという現象が、あらゆるところで起きています。

また、知らず知らずのうちにメンバーが疲弊してしまい、離職につながるという懸念も増加傾向にあります。

実際に、我々も毎日顔を合わせていた社員とコロナ禍で会わなくなり、メンバーの離職を経験しました。

「どんなフォローができたか」「フォローしてメンバーとコミュニケーションを取る時間を増やすにはどうしたらいいのか」と考えたときに、ただ録画するだけ、記録を見るだけ、では不足していると感じたんです。

そこで、Empathのこれまでの技術を集結させて、JamRollをつくりました。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、JamRollの強み・優位性を教えてください。」

まず、zoom、Google meet、Teamsなど、あらゆるツールと連携して自動録画をすることが可能です。

さらに、Empathの音声感情解析AIでメンタルの状況を可視化できるので、頑張っている仲間をケアすることができます。

また、料金面でも使いやすく設定しているので、少人数の企業や団体様など、多くの方に使っていただきたいです。

これからは、笑い声の検出で会議の盛り上がり度合いを検知したり、他のツールとの連携を進めたりと、様々な機能を追加していきたいと考えているので、ご期待いただければと思います!

Q4.「オンライン会議を自動で分析するとあります。会議の分析とは具体的にどのような機能でしょうか?」

メンバーの1日当たりの会議参加数、累積の会議参加時間、各会議における発話の割合を確認することが可能です。

さらに、声のピッチや元気度についても可視化されます。

その時その時の様子を確認することはもちろん、継続して確認することで「急に元気がなくなったかも」といったことも察知できます。

Q5.「会議にも社内外、商談や面接などいろいろな種類がありますよね。どのような会議に使えるか教えてください。」

商談、社内会議、採用面談をはじめとするすべてのオンライン会議に活用可能です。

自動で御社アカウントのBotが会議に入ってくるので、そのBotがレコーダーとして働いてくれます。

ですので、もし録画したくない会議がある場合は、そのBotを退出させることで録画をしないという選択もすることも可能です。

Botが入った際には、チャットに録画する旨をお知らせする機能があるので、お客様にもご了承をいただきやすい仕組みとなっています。

Q6.「AIで商談を解析できる機能があります。解析の結果どのような効果が得られますか?」

冒頭でもお伝えしたのですが、営業のメンバーにはどうしてもパフォーマンスの高い人と低い人が出てくると思います。

しかしながら、ハイパフォーマーのすべての会議に参加して勉強するというのは、コストもかかってしまい、現実的ではありません。

JamRollを利用すれば、ハイパフォーマーの会話を解析した結果の、話す速度や発話の割合を勉強して真似することができます。

また、録画を見たりキーワードを抽出したりして勉強することも可能です。

ただし、「この営業が正解」というのは企業や扱っているプロダクトによって異なると思いますので、解析結果の使い方は企業様ごとに変わってくると考えています。

Q7.「自動文字起こし機能は自然な文章でしょうか?全体的に性能を上げるための工夫があれば教えてください。」

自動文字起こしは、会話で話している言葉をそのまま文字起こしする機能です。

文字起こしの精度はGAFAが提供する音声認識と同等の結果が出ていますが、周囲の雑音が多く入ってきたり、略語を多く使ったりすると認識精度に影響を与える可能性があるのは事実です。

現在、Empathでは音声認識のチームを抱えており、日々精度を上げるための研究開発を推進しています。

Q8.「料金体系について教えてください。基本料金に加えてライセンスフィーがかかりますか?」

初期費用は0円でお使いいただくことができ、ID数に応じて費用を頂戴する料金体系になっています。

詳細の料金については、お客様のご状況をヒアリングさせていただいた上で、料金をご提示できればと存じますので、ぜひお気軽にお声がください。

JamRoll製品ページからお問合せいただけます。

Q9.「株式会社Empathとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

「共感で声を響かせる」というミッションのもと、音声感情解析AIをつかった「共感」に基づくコミュニケーションの実現を目的としています。

私たちEmpathは、他者の個別性と歴史性に配慮することを「共感」としてとらえています。

この「共感」に基づいたコミュニケーションをサポートするテクノロジーを開発することで、コミュニケーションの循環を支えること、つまり「声を響かせる」ことがミッションです。

画一的なコミュニケーションの枠組みから零れ落ちてしまう「声」を救い出して、よりそれぞれの個別具体的な状況や歴史に配慮したコミュニケーションが循環する社会を実現させたいと考えています。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

コロナ禍でリモートワークやリモート会議が圧倒的に増えました。

もし感染症が収まったとしても、このリモート会議やリモート商談は多くの人が使えるものになりましたし、個人や企業にとってのメリットも大きいので、無くなることはない、不可逆的な流れだと考えています。

一方、これまでなかった問題を解決するのに、JamRollは必ずお役に立てるはずです。

デモ画面のご案内や、導入方法などご説明ができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

株式会社Empathの会社情報

会社名株式会社Empath
所在地東京都渋谷区千駄ヶ谷
3-16-3メイゾン原宿502
代表取締役・共同代表下地貴明・山崎はずむ
公式サイトURLhttps://www.webempath.com/jpn

最後に

今回は、「JamRoll」を提供している株式会社Empath様のインタビュー記事を紹介しました。

オンライン会議によってこれまでになかった問題が生まれていますが、JamRollのアプローチはオンライン会議だからこそ可能なものばかりで、とても可能性を感じますね。

これほどの機能を持ちながら、初期費用0円というのも非常に魅力的です。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからJamRollの公式サイトをチェックしてみてください。

JamRollの公式サイトはこちら⇒

株式会社Empath様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!

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