
慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。
「治験モニターって何?」
「どのくらい稼げるの?」
治験は新しい薬や医療機器、サプリメントなどが販売される前には必ず行われ、効果や安全性を確かめなければなりません。
今回紹介する「コーメディカルクラブ」は、関東を中心に治験モニターを募集しているサイトです。
「どんな治験があるの?」「危なくない?」などコーメディカルクラブに興味がある人に向けて、この記事では人事歴9年の筆者が、利用するメリット・デメリットを解説します。
また、おすすめの機能やよくある質問に関しても紹介していくので、コーメディカルクラブの利用を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
コーメディカルクラブの評判・口コミは?実際に利用した人の声を紹介!
関東を中心に治験モニターを募集しているサイトのコーメディカルクラブ。
利用する前に、実際の口コミを確認したいですよね。
ここでは、コーメディカルクラブの実際の利用者の評判や口コミを紹介します。
コーメディカルクラブの良い評判・口コミ
まずは、コーメディカルクラブに関する良い口コミを確認しましょう。

入院する治験は、無料で食事の提供があるので良いです。
コーメディカルクラブでは、通院型と入院型の治験が用意されています。
入院型の治験モニターになると病院などの施設で数日間過ごさなければなりません。
決められた時間に採血などの検査を行う以外は、基本的に自由に過ごせるのでインドアな人にとっては嬉しいですね。
三食の食事だけでなくテレビやDVDなどの娯楽品の提供もあるので、ゆっくりとくつろげるでしょう。

サイトが見やすく、治験の検索がしやすいです。
コーメディカルクラブでは、治験の種類や場所で簡単に最新の募集をしている治験情報を
検索することができます。
健康な方を対象とした治験以外にも、風邪症状や膝の痛みなど疾患を持っている人の治験もあるため探しやすいですよ。
最新の治療や検査を受けてみたいと考えている人は、対象に当てはまるかどうか確認してみましょう。
コーメディカルクラブの悪い評判・口コミ
コーメディカルクラブに関する悪い評判や口コミはこちらです。

集団生活なので、人と一緒だと眠れない人はキツい。
コーメディカルクラブは、入院型の治験が数多くあります。
薬の治験であれば、服薬状況の確認や定期的に血液検査を行う必要があるので宿泊してもらう方が確実だからです。
飲酒・喫煙を制限したり、食事内容も統一したりする目的もあるでしょう。
しかし大部屋での宿泊の場合、他の参加者と生活しなければならないので、睡眠不足になったという意見もありました。
治験には通院が選べるものもあるので、眠れるかどうか心配な方は他の治験を探しましょう。
コーメディカルクラブの強み・メリット3選
関東を中心に治験モニターを募集しているコーメディカルクラブですが、サービスを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、コーメディカルクラブの3つのメリットや強み、
- 幅広い年代が治験を受けられる
- 丁寧な事前説明があり安心
- 参加するだけでお金が受け取れる
について、それぞれ紹介していきます。
コーメディカルクラブの強み・メリット1.幅広い年代が治験を受けられる
コーメディカルクラブでは、さまざまな年代層を対象にした治験があります。
18歳から参加できる治験もあるため、自分に合う治験が見つかるでしょう。
詳しい応募の条件は、治験モニターの募集要項に記載されています。
アレルギーや喫煙歴など参加できない項目に当てはまっていないか確認して応募ができますよ。
検査に進むと血液検査や尿検査・心電図・レントゲンなどを測定するので、健康診断が無料で受けられることもメリットでしょう。
コーメディカルクラブの強み・メリット2.丁寧な事前説明があり安心
コーメディカルクラブは、治験に応募・参加する際に、しっかり事前説明があります。
治験というと身体に悪影響があるのではないか、危ないかもしれないと心配に思う人もいるかもしれません。
しかしモニターが受ける治験は、動物で薬物代謝や副作用の有無を確認しているものや海外で既にヒトへの治験を終えているものが多いです。
また、治験を実施する前には必ず同意説明が行われ、納得した方にのみ治験が開始されるので安心です。
もし、分からないことがあれば詳しく質問することも可能ですし、途中で辞めたい場合には申し出ることで中止できます。
コーメディカルクラブの強み・メリット3.参加するだけでお金が受け取れる
コーメディカルクラブは治験モニター募集のサイトであり、参加者には「負担軽減費」としてお金が受け取れます。
受け取れる負担軽減費は、治験の種類や通院・入院によっても異なりますが、一泊35,000円になることもあります。
条件を満たした参加者には、日常生活でさまざまな制限が設けられていることや長時間拘束されることの対価として負担軽減費が支払われる仕組みです。
36年の実績のあるコーメディカルクラブは安全なサイトで被験者への対応も適切だといえるでしょう。
コーメディカルクラブの注意点・デメリット
コーメディカルクラブの注意点・デメリットは、関東近郊以外に在住の方は参加しにくいことです。
コーメディカルクラブで用意されている治験は、東京・神奈川・千葉・埼玉など関東近郊が多く、遠方の方は参加できない場合があります。
条件を満たす方が関東近郊に住んでいない場合は、遠くに住んでいても優先的にモニターに選ばれる可能性もあるため、まずは登録をして応募してみましょう。
コーメディカルクラブの機能をわかりやすく解説!
コーメディカルクラブでは、治験モニターの特集ページがおすすめです。
トップページから、現在募集している注目の治験情報がいち早くチェックできます。
最新の美容サプリで、海外ですでに人気のある「NMN」というビタミンサプリの治験があります。
ここ数年で抗老化成分として日本でも注目され始めているので、シワやたるみに悩んで
いる人は治験モニターで服用できるかもしれません。
特集ページでもう一つ注目したいのは物忘れ外来の治験モニター募集です。
記憶に関する症状で悩んでいる人は、長期間定期的に医師の診察を受けられ、無料で検査してもらえるので安心でしょう。
コーメディカルクラブの料金プラン・支払い方法
コーメディカルクラブは、関東近郊で治験モニターを募集しているサイトですが、利用者は一切費用がかかりません。
会員登録を行い、治験のモニターに参加できるかどうか応募して確認してみることができます。
詳しい負担軽減費の金額や治験モニターの内容については、登録しないと分からないようになっているので、興味のある方は会員登録をしてみましょう。
コーメディカルクラブを利用するまでの流れ
コーメディカルクラブを利用するまでの流れはこちらです。
- 会員登録
- 応募
- 参加条件の確認
- 同意説明会・検査
- 被験者の選定
- 治験開始
1.会員登録
まずはトップページの会員登録フォームから会員登録を行います。
氏名・生年月日・住所などの個人情報を入力して、会員規約などを確認した後に申し込みましょう。
メールアドレスを登録すると、定期的に治験のお知らせをもらうこともできます。
2.応募
会員登録を終えたら、参加したい治験を選びましょう。
健康な人を対象とした治験や、サプリメントの治験もあるので条件に当てはまりそうなものを探します。
参加したい治験が決まったら、応募フォームから氏名・生年月日・電話番号などを入力して申込みましょう。
3.参加条件の確認
治験に応募すると、参加できるかどうか確認するために電話やメールで連絡がきます。
治験スケジュールに予定がないことや、体重や服薬状況・アレルギーの有無などひと通り確認されます。
4.同意説明会・検査
参加条件の確認で問題がなければ、治験の詳しい説明を聞いて参加するかどうか決めましょう。
同意説明会では、どのような治験なのか安全性や起こりうる症状まで質問できます。
また負担軽減費として具体的に受け取れる金額についても教えてもらえますよ。
治験の参加に同意したら、被験者に該当するか確認するために精密な検査に進みます。
採血・採尿・心電図など身体の状態を調べるので、リラックスして臨みましょう。
5.被験者の選定
検査を受けたら、治験の被験者を最終的に決定します。
被験者になるかどうかは、電話やメールで連絡が来るので数日待ちましょう。
もし選ばれたら、具体的な治験開始の日程や施設の場所、時間などの説明があります。
わからないことがあれば早めに確認しましょう。
6.治験開始
治験実施計画に基づき、治験が開始されます。
途中で採血や採尿の数値に異常があった場合には、治験が途中で終わることもあります。
外来治験の場合は、来院スケジュールを確認しながら参加しましょう。
生活上の注意点を守らないと、参加できなくなる可能性もあるため、ルールを把握して過ごすことが大切です。
コーメディカルクラブは「長期休みの学生や求職中の社会人」におすすめ!
コーメディカルクラブでは、入院が必要な治験を多く扱っています。
入所中は、決められたルールを守りながら過ごす必要があり、協調性がないと難しいです。
そのため、時間に余裕がある学生や求職中の社会人などが向いているでしょう。
コーメディカルクラブに関するよくある質問
コーメディカルクラブに関するよくある質問、
- 最近の体重を測っていなくても参加できる?
- 入所中に仕事や学校に行ける?
- 大阪や地方でも地方でも治験に参加できる?
について、それぞれ解説していきます。
最近の体重を測っていなくても参加できる?
治験の予約の際には、直近の体重を測定して記入する必要があります。
なぜなら治験に参加するためには、BMIなど条件に満たしているか確認する必要があるからです。
検査日に体重測定をして申告した体重と大きく異なる場合は、交通費が支払われなかったり試験に参加できなかったりする場合があるので注意してください。
入所中に仕事や学校に行ける?
治験に参加している間は、仕事や学校などの外出は原則として認められていません。
事前に予定を調整してから参加する必要があります。
どうしても外出しなければいけない用事がある際には、担当者に相談しましょう。
大阪や地方でも治験に参加できる?
東京以外でも治験に参加することは可能です。
大阪だけではなく地方で参加可能な治験もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
しかし、募集している治験が多いのは東京のようなので都合が合えば東京で治験に参加してみても良いかもしれません。
コーメディカルクラブの運営会社情報
コーメディカルクラブは、設立から36年の実績を持つ株式会社シスモールが運営しています。
株式会社シスモールは、1987年に北里研究所病院のボランティア会として発足されて、治験支援業務に特化したサポートを行っています。
株式会社シスモールの会社概要
コーメディカルクラブを運営している株式会社シスモールの詳細情報はこちらです。
社名 | 株式会社シスモール |
代表者名 | 矢吹 正 |
本社所在地 | 〒106-0047 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | 被験者候補リクルートメント関連事業 |
まとめ
この記事ではコーメディカルクラブについて、評判や口コミから、メリット・デメリットについてお話しました。
コーメディカルクラブは、治験に参加することで負担軽減費がもらえるボランティア募集サイトです。
時間に余裕があり、集団生活が苦にならない人やルールをしっかり守れる人にとっては楽に感じるかもしれません。
新しい薬の開発に貢献したいと考えている方にもおすすめですよ。

慶應義塾大学卒業後、東証一部上場のIT企業に入社。
人事システム領域ではプロジェクトマネージャーとして、SAPやSuccessFactorsのグローバル展開など複数プロジェクトを経験。
人事部として新卒採用から中途採用、700人以上の社員のキャリアや労務を担当。
人事評価制度を構築した経験もあり、エンジニア採用や業務委託にも精通。