今回HR Techガイドでインタビューをさせていただいたのは、従業員の副業を推進する「副業特区」を運営している株式会社エンファクトリー様です。

副業解禁から活性化までをトータルでサポートするサービスで、副業によって組織を活性化することを目指しています。

副業に興味をお持ちの方にも、社内での副業解禁をお考えの方にも、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

副業で本業も豊かにする「副業特区」の公式サイトはこちら⇒

株式会社エンファクトリー様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「株式会社エンファクトリー様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、副業特区の概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

「副業特区」は、越境・本業外活動をはじめとした自律的な学びの場を提供します。

従業員の越境・本業外活動(副業・プロボノ・社内自主活動等)をサポートし、自律的・継続的な活動に繋げ、組織の活性化を図れるサービスです。

具体的には、副業の申請、報告、共有ができるレポート機能、社内副業の公募・申請ができるチーム、プロジェクト機能などを用意したオンラインのプラットフォームの提供と、副業共有会などの企画・運営を行っています。

Q2.「次に副業特区をスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

エンファクトリーでは2011年の創業以来、「専業禁止」の人材ポリシーを掲げており、社外での活動、複業を通じた個の成長を自社で実感してきました。

また、2018年に厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成、2021年の改定を経てより多くの企業が副業の解禁を検討、実施するようになりました。

このような動きをふまえ、より効率的に副業解禁を実現し、従業員の学び、そして組織の力に活かしてもらうべく「副業特区」をリリース、運営しています。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の、副業特区の強み・優位性を教えてください。」

法人向けのサービスである点です。

個人向けの副業関連サービスは多くありますが、法人向けのサービスはあまりありません。

Q4.「副業を解禁しただけでは変化がない企業様向けだと思います。社員が副業を行うことはやはりおすすめできますか?理由も教えてください。」

本業で学びが多く、充実していて成長を実感している場合、必ずしも副業をすべきとは思いません。

ただ、社内での成長機会の創出に限りがあったり、タイミングよくチャンスを作れなかったりする場合、社外に成長の場を探す、見つけにいくのは良いことだと考えています。

Q5.「副業のリスクとして、情報漏洩や労務管理の複雑さがあります。そのようなリスクの部分もサポートしてもらえますか?」

エンファクトリーには、複業を行う場合の唯一のルールがあります。

それは、複業内容をオープンにすること。

「副業特区」を使って毎月レポートを提出と半期に一度、複業共有会「en Terminal(エンターミナル)」を実施しています。

このオープネスが、情報漏洩や働きすぎを防ぐポイントです。

Q6.「副業の浸透について、解禁のアナウンス以外にどのようなことをすべきですか?実際にサポートいただける部分についても教えてください。」

複業実践者を迫害しないことが大切だと思います。

複業共有会は、今後社外の方も参加できるものを開催予定ですので、ぜひお声がけください。

Q7.「実際に株式会社エンファクトリー様でも副業は活発ですか?副業のメリットとデメリットについて具体的に教えてください。」

約6割のメンバーが複業実践者です。

メリットは、自分のキャリアの棚卸・客観視ができること、スキルアップができること、複数の足場を持つことによってメンタル面で安定することなどが挙げられます。

事例など多く載せておりますので、書籍「専業禁止」をご覧いただけるとうれしいです。

セルフマネジメントが難しい方に起こりうるデメリットとしては、休みがとれない、時間的に忙しいなどでしょうか。

Q8.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

お読みいただきありがとうございます。

複業は、ご自身の人生の時間の使い方のひとつの手段です。

必ずしもやるべき!とは思いませんし、合う・合わないがあると思います。

ただ、「なんとなくモヤモヤする」「もっとスキルアップしたい」「楽しく働きたい」など、違和感がある方にとって、現状を打破する有効な一手になることも確かです。

いきなり複業実戦はハードルが高い……と思う方には、研修サービス「複業留学」もご用意しています。

株式会社エンファクトリーの会社情報

会社名株式会社エンファクトリー
所在地東京都渋谷区広尾1-7-7 広尾マンション105
代表取締役社長加藤 健太
公式サイトURLhttps://enfactory.co.jp/

最後に

今回は、「副業特区」を提供している株式会社エンファクトリー様のインタビュー記事を紹介しました。

副業は収入を得るための手段として注目されがちですが、個人のスキルアップや組織の活性化などを見据えて、ポジティブに捉える姿勢が印象的でした。

今後も副業を推進することで、多くの人や企業を豊かにしてくれることでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクから副業特区の公式サイトをチェックしてみてください。

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株式会社エンファクトリー様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!

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